マーガリンとバターの違い・健康にいい|味/カロリー/値段

料理の知識

パンは何を塗って食べますか?

マーガリンとバターの違い・健康にいい|味/カロリー/値段

パンを食べるときは、何を塗るのがお好きですか。バター派、ジャム派といらっしゃることでしょう。おいしくパンを食べるには、バターやジャムのような食品は必須です。しかし今ご家庭で使っているバターは、本当にバターでしょうか。

本記事では、マーガリンとバターの違いについて解説しています。その味やカロリー、値段の違いなど、マーガリンとバターでは大きく違いがあることが分かります。そのため、用途や好み応じて使い分けたり、適切な量を使うことが大切です。 ぜひ参考になさってください。

マーガリンとバターの違い

マーガリンとバターには、さまざまな違いがあります。ここでいくつかご紹介します。

原材料の違い

マーガリンとバターの違い・健康にいい|味/カロリー/値段

ある決定的な違いがあります。それは、原材料です。バターの主な原料は牛乳ですが、マーガリンの主な原料は動物性や植物性の油脂です。

バターの原料は牛乳ですが、バターはさらにその乳脂肪分だけを使って作られており、その成分は乳脂肪分が80%以上、水分が17%以下と定められています。そのため、100gのバターを作るためには、約2リットルもの牛乳が必要となります。 一方、マーガリンは大豆、コーン、ひまわり、ヤシなどの油が原料となっているほか、動物性の油脂が使われることもあります。マーガリンが登場したのは今から100年以上も昔で、ナポレオン三世の時代にあたります。当時バターが高価で希少性が高かったことから、その代用品としてマーガリンが生まれ、その手軽さから今に至るまで世界の各地で使われています。

使いやすさの違い

また、バターよりも圧倒的に使いやすいのがマーガリンです。バターは冷温で固まり室温で柔らかくなるため、冷蔵庫から出したばかりのバターをパンに塗って食べるのはなかなか難しいです。一方で、冷温でも塗りやすいのがマーガリンです。

また、マーガリンは冷凍してもその質に変わりがでることはありません。バターは冷凍できないことはありませんが、食感が悪くなるため、あまりおすすめできないと言われています。 また、炒め物をするときなどにバターを使うこともあるでしょう。魚やキノコのバターソテーはとてもおいしくいただくことができます。しかしマーガリンの場合、商品によっては熱を入れることで分離してしまい、炒め物などには使えない商品もあります。
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