マーガリンとバターの味の違い
マーガリンとバターを食べ比べたことはありますか。その味にはどのような違いがあるのでしょうか。風味から味まで少しずつ違うことが分かりました。
バターは風味
マーガリンとバターでは、その風味に大きな違いがあります。バターの原料は牛乳と塩だけであることから、非常にコクがあり深い風味があります。特にお菓子作りなどにおいてはこのバターの風味が際立つことから、マーガリンで代用することはできません。
マーガリンはあっさり
一方で、バターはそのコクや風味が深すぎて、日常的にパンに塗って食べるには重いという場合があります。そんなときはマーガリンの方がおすすめです。バターとくらべてあっさりとした味わいで、手軽に食べることができるのがマーガリンの特徴です。
近年では新商品も
近年では、そのバターの風味も保ちながら、マーガリンの使いやすさも重視した、バター入りマーガリンというような商品も出されています。また、ガーリックの風味が加えられたマーガリンや、チョコレートの風味が加えられたマーガリンなど、どんどん使いやすさが充実していているのもマーガリンです。
マーガリンとバターのカロリーの違い
マーガリンとバターでは、カロリーにどれくらいの違いがあるのでしょうか。
10g当たりのカロリー マーガリン 約60kcal バター 約75kcal
商品や食塩の使用不使用にもよりますが、マーガリンとバターではそんなにカロリーに大きな違いがないことが分かります。そういわれるとなおさら、どちらを選んでいいのかわからなくなるでしょう。マーガリンとバターの値段の違い
また、値段についても気になるところです。マーガリンとバターでは、その値段はどれくらい異なるのでしょうか。
バターは、よく販売されている200gのサイズで、400円~500円で販売されているのが一般的です。それに比べて、マーガリンは半分の価格で購入することができます。値段で考えると、間違いなくマーガリンの方がお財布にやさしいことが分かります。 さらにバターは高価なものは比較にならないほど高く、庶民ではなかなか入手しづらいのもの現実です。マーガリンとバターはどちらが健康にいいのか
ここで一番知りたいのは、マーガリンとバターはどちらが健康にいいのかということではないでしょうか。ついついその手軽さから、マーガリンを手に取ってしまう方も多いことでしょうが、マーガリンの方が体に悪いというのは本当なのでしょうか。
バターは血管にいい
バターはその油脂であるもののそのほとんどが乳脂肪であることから、非常に消化がいいと言われています。
動物性脂肪と言われると生活習慣病などが連想されますが、どのような食品であっても過剰摂取をすると健康にはよくありません。確かに動物性脂肪は悪玉コレステロールを増加するともいわれていますがそれは過剰に摂取したときの場合であって、そうでなければ必要なエネルギー源にもなります。 そして、バターは血管を丈夫に保つ効果があると言われており、脳卒中などの予防にもつながるとされています。