猫につくダニの種類は?
猫につくダニは、ネコミミヒゼンダニ(耳疥癬虫)・ネコツメダニ・ネコニキビダニなどがあります。これらのダニの特徴は、犬に付く種類のものと似ています。
猫に付くダニで被害にあったケースでは、数匹の猫を拾って飼っていた女性が、耳に違和感を持って病院へ行くと耳の中からネコミミヒゼンダニが見つかった事があります。 普段、このダニが人の耳に付くことはないのですが、間違って入ってしまいダニも驚いてガザゴソと動きまわったようです。 ダニを摘出した後は、耳の違和感も消えたという事です。動物を外から家に入れる時は、病気の他にダニにも注意してください。カブトムシにつくダニの種類は?
主にケナガコナダニとコナヒョウダニという種類のダニがカブトムシに付くことがありますが、直接人体に被害のあるものではありません。
しかし、見ていて気持ちのいいものではないですし、アレルギーの心配もあるので、飼育ケースを清潔に保ち、ダニがこれ以上増えないようにしましょう。クワガタにつくダニの種類は?
クワガタに付くダニの種類もカブトムシに付くものと変わりはありません。 それぞれ種類を挙げるのは、数が多すぎて適当ではありませんが、大体コナダニの一種です。
カブトムシもクワガタもついてしまったダニは、水で軽く流しながら、歯ブラシなどでブラッシングをし、針葉樹マットをいつも清潔なものにしておくと、大分数は抑えられますので、参考にしてください。虫刺されのようになるダニの種類は?
虫刺されのような症状を引き起こすダニで一番被害が多いのは、家ネズミに寄生する、イエダニによるものです。
また、近年増加してきているのが、鳥類に寄生するトリサシダニによる被害で、イエダニにとても似た種類のダニです。鳥に寄生するダニで他に皮膚炎を起こすものは、スズメサシダニ、ワクモという種類もいます。 シラミダニの被害も昔から良く知られています。シラミダニは1mmの5分の1にも満たない小さいダニで、寄生された昆虫が家の中に入って来ることで人にも被害を及ぼします。 この他には、コハリダニ・フトツメダニ・クワガタツメダニ・クローバーハダニなど、数え上げればきりがありません。家に潜んでいるダニの種類は?
ダニの大きさは、0.5㎜以下のことが多く、ほとんど目視できません。 大きなイエダニは1㎜程度になり目視確認できることもありますが、暗くなってからこっそりやってくるのでなかなか見つけられません。
畳に潜むツメダニ
ツメダニの生息場所は、畳やカーペットで、大きさは0.3~1.0ミリです。 他のダニや小さい昆虫をエサとして食べる種類で、血を吸うことはありませんが、たまに間違って人を刺し、体液を吸うことがあります。
梅雨時期と秋口に多く発生し、被害もそのころが一番多くなるので注意が必要です。