男心をくすぐる「魔性の女」の特徴や条件

モテ女
それから数日経ったある日、夫である杉江の汚職事件の重要参考人と言われている小川が殺されました。涼子は関根の事を杉江が雇った殺し屋ではないかと疑います。何としても関根を探し出したい涼子は、暴走族の少年たちを次々とベッドへ誘い、その代償として関根を探すように要求しました。しかし、少年の一人が挙動不審で補導される等、関根探しもうまくいきませんでした。途方に暮れた涼子は、新聞に尋ね人の広告を載せました。その広告のお陰で、関根は姿を現しましたが、杉江を殺すようにとの涼子の依頼には応じませんでした。 それから数日経ったある日、汚職事件のもう一人の証人である糸矢の出版記念会が開催されました。涼子は関根が糸矢を殺すと予想し、カメラを構えていたところ、予想は的中し、その瞬間をカメラで撮ることに成功しました。翌日の新聞を見ると、証人がいなくなったことで、杉江は無罪になると報道されました。 涼子は関根に殺人現場の証拠写真を見せ、杉江を出所祝いの日に殺すよう脅しました。祝賀会当日、会場は日ごろから杉江に恨みを持っていた企業王たちが殺到し混乱しました。杉江はなんとか会場から逃れましたが、関根によって殺されました。その数日後暴走族により、関根も殺されました。 数々の男性を自分の身体を使って思い通りに操った「魔性の女」涼子は自分の計画が成功したが、愛する男を失った心の痛手もおうことになった。

氷の微笑

<概要>

1992年アメリカで公開された映画で、ポール・バーホーベンさん監督、私生活でも「魔性の女」と言われるシャロン・ストーンさん主演です。濡れ場の過激さと、刺激的なストーリーで大ヒットしました。

<あらすじ>

舞台はアメリカのサンフランシスコです。元ロックスターでナイトクラブを経営する男性が自宅で何者かに殺害されました。被害者男性は全裸でベッドに縛り付けられ、アイスピックで滅多刺しされた状態で発見されました。サンフランシスコ市警の刑事ニックは相棒のガスと一緒に、被害者男性の愛人だったという女性作家のキャサリンに事情を聞きに行きます。

キャサリンは男性とは身体だけの関係だったと容疑を否認しました。しかし、キャサリンが書いていた小説が事件と似ていたため、再び取り調べを受けることになりました。キャサリンは取り調べにノーパンにミニスカートで現れ、頻繁に足を組み替えるなど、捜査官を翻弄します。 結局、キャサリンは証拠不十分で釈放されました。ニックの元恋人で精神科医をしているベスはキャサリンと大学時代同級生だったと明かしました。その翌日、キャサリンとベスが通っていた大学の教授がアイスピックで殺害され、発見されました。 2件目の事件から、ニックはますますキャサリンを疑います。キャサリンの方はというと、今度はニックをモデルにした小説を書こうとしていました。なぜかキャサリンはニックの過去を知っていました。ニックが昔観光客を誤射して殺してしまったことまで知っていたので、ニックはベスを問い詰めました。 その後、キャサリンに情報を渡したのは、内務操作部のニールセンであると判明し、署内でケンカになりました。その夜、ニールセンが何者かに射殺されました。ケンカを原因と容疑を疑われ、ニックは停職処分となってしまいました。キャサリンにクラブへ誘われたニックは、その妖艶な魅力で誘惑され、一線を越えてしまいました。しかし、その一部始終を、キャサリンと同性愛の関係であるロキシーに目撃されてしまいます。 その後、ニックは謎の黒い車からひかれそうになりました。ニックは後を追いカーチェイスを繰り広げましたが、車は大破し、運転手はなくなりました。亡くなった運転手はロキシーでした。調べてみると、キャサリンが大学時代に一度だけ関係を持った女性がリサ・ホーバマンという女性で、キャサリンにストーカー行為を行っていたことが判明しました。 リサ・ホーバマンの正体はベスでした。しかし、ベスを問い詰めると、キャサリンがベスのストーカーだったと反論しました。さらに調べていくと、ベスの元夫もニールセンと同じ種類の銃で射殺されていたことが分かり、ニックはますますベスを疑うようになります。 キャサリンは小説を完成させた後、ニックと別れました。小説の中に「相棒の刑事はエレベーターの中で殺される」と書かれていました。ニックはその一文がどうしても気になっていました。ある日キャサリンが昔関係を持った人見つかったという連絡を受け、ガスが現場へ向かいまいした。停職中だったニックですが、小説の一文が気になったので、現場へ向かうと、アイスピックで滅多刺しにされたガスの死体がエレベーター内にありました。 ニックはすぐに犯人を追いました。現場近くにベスがいましたが、ベスはガスに呼び出されたと言いましたが、ニックはベスを射殺しました。その後、凶器のアイスピックなどの証拠が次々と発見され、一連の事件の容疑者はベスであるという結論に至りました。 それからしばらくして、ニックの家にキャサリンが訪ねてきました。キャサリンは次々と周りの人間が失われ、怖いと告げました。ニックはそんなキャサリンを招き入れ、そのままベッドに入りましたが、その下にはアイスピックが隠されていました。

ジュエルに気をつけろ!

<概要>

2001年にアメリカで公開された映画で、ハラルド・ズワルトさん監督、マイケル・ダグラスさんが出演&プロデュースです。「魔性の女」がモチーフですが、コメディなので、笑って見られる作品です。

<あらすじ>

ある日の深夜、バーテンダーのランディは仕事を終えて帰る途中で1組のカップルに出会います。カップルの乗った車は暴走し、中でもめ事をしているようでした。その車から赤いドレスを着たセクシーな女性ジュエルが飛び出してきました。ジュエルを匿ったランディはそのままジュエルを自宅へ連れて帰り、男女の関係を持ってしまいました。

しかし、それはジュエルらの作戦だったのです。後からジュエルを乗せた車の男性がランディの自宅へ強盗に入りましたが、ランディの自宅に金目のものはありませんでした。男はランディを彼の店に案内させ、金庫の現金を持ち出そうとしました。 するとジュエルがその男を銃で射殺してしまいました。ジュエルはランディに本気で好きになってしまったと言いました。自首しようとするジュエルを止め、現場検証に来たデリング刑事にランディは正当防衛で自分が殺害したと話しました。デリング刑事はそこにいたジュエルが亡くなった妻に似ていると一目ぼれしてしまいました。ランディはというと、何も取っていないのに犯人を撃ち殺してしまったことを店のマスターに怒られ、クビになってしまします。 また、バーの常連客だった弁護士のカールもジュエルに目を付けます。カールはジュエルに近づくのを目的でランディをバーベキューに招待します。ジュエルはバーベキューの帰り、カールの耳元で「また会いましょう」と囁きました。 ジュエルの目標は理想のマイホームを購入することでした。その夢の達成の為に、ランディには小悪魔要素のある家庭的な女性、デリングには天使のような純粋な女性、カールには娼婦のような魔性の女とそれぞれ好みの女を演じます。
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