カフェインゼロのウーロン茶はある？
カフェインの摂取量を抑えながらウーロン茶を楽しみたいのであれば、カフェインレスのウーロン茶を選ぶといいです。カフェインゼロのウーロン茶は、黒ウーロン茶にはありますが、これはダイエット茶でお腹をゆるくする成分が入っているので、ゴクゴク飲むのには適していません。カフェインゼロではありませんが、カフェインの量が少ないものだと100ml中に3.0〜6.7mgしか含まれていないものがあります。
もしくは、茶葉を買ってきて自宅でカフェインレスのウーロン茶を入れるのもいいです。レシピは次の通りです。・ウーロン茶の茶葉5g ・水500ml ・氷500g
1.茶葉を冷水ポットに入れて、少しだけお湯を入れてすぐにお湯だけ捨てます（茶葉を開きやすくするため） 2.氷を入れてから水を注ぐ（カフェインは温度が低いと抽出されにくいので氷水を使う） 3.冷蔵庫で2時間程度冷やす
この作り方であれば、抽出されるカフェイン量が少ないので苦味が少なく、さっぱりした飲みやすい味になります。コカコーラとウーロン茶でカフェイン量が多いのはどっち？
100mlあたりで比較すると、コカコーラには10mg、ウーロン茶には20mgのカフェインが含まれています。つまり、コカコーラよりもウーロン茶の方が同じ量でも2倍のカフェインが含まれています。
コーヒーとウーロン茶のカフェイン量の違い
コーヒーには種類がありますが、インスタントコーヒーだと100mlあたり45mg、ドリップだと90mg、エスプレッソだと280mgのカフェインが含まれています。ウーロン茶は、これに対して100mlあたり20mgです。エスプレッソはかなりのカフェイン量ですが、かなり苦いので一度に100ml飲むことはほとんどありません。ただし、エスプレッソが好きで1日に何杯も飲むという人は過剰摂取に注意した方がいいでしょう。
台湾ウーロン茶とは？カフェイン量は？
台湾ウーロン茶は、メチル化カテキンという成分が入っている台湾原産のウーロン茶です。高級茶というイメージが定着しています。抗アレルギー作用が期待できるということで、スギ花粉やブタクサ花粉などの花粉症で悩んでいる人におすすめされています。台湾烏龍茶のカフェイン量は、普通のウーロン茶と同じく100mlあたり20mg程度です。
普通のウーロン茶よりも甘みがあり、あっさりしていますが、カフェイン量は同じくらいなので飲み過ぎには注意した方がいいです。ほうじ茶とウーロン茶でカフェイン量が多いのはどっち？
香り高いお茶として人気があるのが、ほうじ茶です。ほうじ茶のカフェイン量は100mlあたり20mgでウーロン茶と同じです。病院の飲み物として出されることも多いです。ほうじ茶は、緑茶の葉っぱを茶色くなるまで強火で焙煎して作ります。この時カフェインが熱によって減るので、比較的カフェイン量が少なくなっています。
ウーロン茶でも眠れなくなるの？
眠気覚ましのためにコーヒーを飲むということは多いですが、ウーロン茶を飲んで眠気覚ましをするという人は少ないかもしれません。しかし、コーヒーでもウーロン茶でもカフェインの作用は変わりません。
つまり、同じ量を摂取すればウーロン茶でも覚醒作用によって眠れなくなる可能性があります。眠気を吹き飛ばして目を醒ましたいという時に飲むのはいいですが、夕方以降に飲むとカフェインの影響で眠れなくなる可能性があります。なので、寝る前の一杯としてウーロン茶を選ぶのは避けた方がいいでしょう。ウーロン茶は1日の適量を守って美味しく飲む
ウーロン茶、黒ウーロン茶、台湾ウーロン茶など、ウーロン茶と名前がついて入ればどれもだいたい100mlあたり20mgのカフェインが含まれていることがわかりました。コーヒーに比べれば同じ量で半分以下のカフェイン量ですが、ゴクゴク飲めてしまうので過剰摂取には注意しましょう。特に妊娠中や体重が少ない子どもが飲む場合は体に影響が出やすいです。こういう人たちは特に注意して、1日6杯以下に抑えておいた方がいいでしょう。
通常であればカフェイン量で、100〜250mgまでなら許容範囲です。だいたい1日10杯程度を上限しておけば飲み過ぎるリスクを減らせます。ただし、人によってカフェインの影響の出かたに差があるので、自分にとってのちょうどいい量を知っておくようにしましょう。