ピーナッツを知ろう!
最近はナッツ類が健康にいいと評判になり、より食べられるようになったピーナッツですが、皆さんはピーナッツがどんなものか知っていますか?
〈ピーナッツと落花生の違い〉 まずは、初めにピーナッツと落花生との違いから話したいと思います。はっきり言ってピーナッツと落花生との違いはありません! 殻と実両方のときは落花生で、中の実だけをピーナツと呼んでいるだけです。
〈落花生の歴史〉 そのピーナッツですが、産地は南米でマメ科ラッカセイ属の一年草です。江戸時代に日本に入ってきて根付き、「南京豆」と呼ばれていました。
〈名前の由来〉 ピーナッツはナッツに分類されるので、木になるイメージですがピーナッツは土の中になります。ですが、ジャガイモみたいに根っこに実がなるわけではなく、花が咲くと子房柄が土にもぐりそこに実ができます!その見た目から「花が地面に落ちて実がなる」→「落花生」という名前がついたという説もあります。
ピーナッツの時期や産地。
次は、ピーナッツが採れる時期についてお話したいと思います。
ピーナツは9月下旬から10月が最盛期です。そこで採れた落花生を1週間ほど干してから出荷します。日本での産地は千葉県が7割を占めています。ですが、日本で作る落花生の量はとても少ないため、日本で食べられているほとんどのピーナッツは輸入品になり、大量に作れる中国やアメリカなどの輸入されています。輸入品は年中安定して手に入れることができます。 落花生には大きく分けて2種類あり、大きい落花生と小さな落花生に分かれます。大きいのが風味がいいので食用に、小さいのは採油用に使われ、含まれる脂肪酸はオレイン酸が多くリノール酸が少ないです。美味しい落花生の見分け方。
ピーナッツは、実なので大きくは見分ける方法はありませんが、落花生で買うときは美味しいものを見分けるポイントがあります!
〈ポイント〉 ・綺麗な見た目では選ばない。 殻があまりに綺麗すぎると洗浄をしすぎていることになるので避けます。
・殻がつるっとしていないもの。 つるっとしている物は若い物が多いので生育がまだ不十分だったりするのでやめたほうがいいです。
・丸っこいものではなく、やや細長いものを選ぶんでください。(膨らみが均一なものがおすすめ) あまりに丸っこいと逆に育ちすぎになるので、生育がいきすぎてないものがおいしいのでそれを選んでください。
・殻に黒ずみがないものを選びます。 ・土がついているものが洗いすぎなどじゃないポイントになります。
このポイントを踏まえて買ってみてください。買ってきた落花生の保存法。
買ってきた落花生はどのように保存しといたらいいのでしょうか?
落花生は、高温多湿に弱く脂肪分がとても多く含まれているため、すぐに酸化してしまい風味が落ちて美味しくなくなったり、そのままに放置してしまうことで殻にカビが生えて食べられなくなってしまったりするので、買ってきたらすぐに塩水で1時間ほど茹でて冷まし、小分けにして冷凍保存してください。 殻ごとの保存が場所を取るようでしたら、殻を外してピーナッツだけを取り出し密封容器で保存しても大丈夫です。ピーナッツは、栄養のデパート!
ピーナッツの脂肪酸については少し書きましたが、ピーナッツにはどのような栄養が含まれているのでしょうか?
ピーナッツは、良質な脂質とタンパク質を多く含み、ミネラルも豊富で様々な栄養をバランスよく含んでいます。抗酸化作用のあるビタミンEもたくさん含んでいるので体内の酸化を防ぐ作用や、血管の老化防止になり生活習慣病の予防や美肌効果につながります。