アルコールのカフェイン量・アルコールを分解するカフェイン

ドリンク・お酒

ビールやワイン、焼酎に日本酒、沢山の種類があるアルコールですが、アルコール自体にカフェインが含まれるものは、コーヒーリキュール・ウーロンハイ・緑茶ハイ・エナジードリンクを使用したカクテル等ですが、もともとカフェインの含まれるコーヒーやお茶が使われるお酒が主です。そのことから、「カフェインの含まれるアルコールは限定的で、ほとんどのものには含まれていない」ということになります。

アルコールの分解にはカフェインが効果的?

アルコールのカフェイン量・アルコールを分解するカフェイン

先ほどご紹介したように、アルコールが体内残量が多ければ多いほど様々な問題が起こることがわかりました。しかし、いち早く体の外にアルコールを出す方法はどのようなものがあるのでしょうか?運動やサウナなどで沢山汗をかくという方や、水を沢山飲むという手段を取る方もいますが、実はカフェインが良い効果を持っています。それでは、カフェインの持つ効能について見ていきましょう。

利尿作用

まず、「利尿作用」とは通常よりも多い量の排尿を促される仕組みのことですが、どのようなことが原因で起こるのでしょうか?トイレに行きたくなるタイミングについて考えて見ましょう。暖かいコーヒーやお茶を飲んだ後、お風呂に入った後など、人により様々ですが、それらに共通していることは「体が温まり、血行が促進された」という点です。

血行が促進される、つまり血流が良くなることにより、腎臓の働きもよくなります。腎臓は、血液中の老廃物や塩分を体の外へ排出する働きを持っていますが、それが排尿作用です。腎臓がよく動いてくれれば利尿作用が強くなりますが、カフェインは腎臓の血管を広げて血流量を多くし、腎臓を良く働かせることにより一時的に利尿作用が強まります。

アルコールとカフェインの同時摂取は危険?

アルコールのカフェイン量・アルコールを分解するカフェイン

お酒を飲みながらカフェインを摂取する機会はあまりなさそうですが、お酒の中でも特に気をつけたいのがコーヒーリキュールを使用したお酒や、エナジードリンクを使用したカクテルです。特にエナジードリンク割のアルコールは、アメリカで2000年代前半に流行し、その結果多くの急性アルコール患者を出しました。

エナジードリンクは、短時間に体に吸収されることを目的としているため、アルコールの血中量も必然的に増えてしまいます。また、コーヒーリキュールもエナジードリンクも共通して言えることは、甘みのある味になることから飲みやすさを感じて、「ハイペース」で、しかも「多量」に飲んでしまう可能性があり、とても危険です。 そして、仕事終わりの飲み会に参加する前に、疲れを癒す目的で滋養強壮剤を飲んで参加し、急性アルコール中毒で倒れて搬送されるという事故も起こっており、意図せず同時摂取となってしまうことがあるので注意が必要です。

アルコールとカフェインの相性

アルコールのカフェイン量・アルコールを分解するカフェイン
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