【日本・海外別】レッドブルに含まれるカフェイン量と致死量

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レッドブルに含まれるカフェイン量

【日本・海外別】レッドブルに含まれるカフェイン量と致死量

最近、コーヒーの代わりになりつつある、エナジードリンク。その代名詞と言えば、翼を授けてくれるレッドブルではないでしょうか?翼を授けてくれる気分を与えてくれるのは、カフェインの影響です。しかし、このカフェインは適量ならば気分爽快ですが、とりすぎると死に至ります。

さて、気になるレッドブルのカフェイン量ですが、250ml一缶に80mgのカフェインが含まれています。これは、コーヒー一杯分と同じですが、物によってはコーヒーの方がカフェインが多い場合があります。レッドブルのカフェイン量は思ったより少ない印象があります。

海外のレッドブルと日本のレッドブルのカフェイン量の違い

レッドブルは30年ほど前にオーストラリアで、タイのクラティン・デーンという清涼飲料水を元に作られたものです。よって、海外のレッドブルと日本のレッドブルは多少は成分に差があるのか調べてみたところ、カフェイン量に差はなく80mgでした。

ただ、日本と海外(アメリカ)のレッドブルと異なる成分配合として、アメリカのレッドブルにはタウリンが1000mg配合されていますが、日本のレッドブルにはタウリンの代わりに、アルギニンが300mg配合されています。 タウリンとは生体内で重要な働きをする物質で、イカや牡蠣、タコに多く含んでいます。肝臓や心臓への効果や、血圧の上昇を抑えたりといったことを期待できるものです。アミノ酸の一種と誤解がちですが、アミノ酸は日本のレッドブルに配合されているアルギニンです。 日本とアメリカのレッドブルの成分が置き換えられている理由としては、日本ではレッドブルを「清涼飲料水」というカテゴリーで売られています。タウリンを配合してしまうと、栄養ドリンクとなり「医薬部外品」となってしまうのです。

カフェインの致死量はレッドブル何杯分?

レッドブルといったカフェインが含まれるエナジードリンクの死亡事故が世界中で起こっています。成人の安全なカフェイン摂取量の目安として、一日400mgと言われています。しかし、妊婦さんや子供はカフェインの影響を受けやすく、カフェイン摂取量がぐっと低くなるのは当然です。

カフェインはレッドブル等のエナジードリンクやコーヒー、お茶といったもの以外にも、チョコレートといった誰でも口にする食材にも含まれています。よって、カフェインの摂取量は目安でしかなく、知らず知らずの内にカフェインを多量に摂取しているということもあるのです。 カフェインの致死量として、200mg/kgと言われています。単純に計算をして、体重50kgなら致死量は10gとなります。80mgのレッドブルなら、13本ほどを一気に飲めば体に影響が出ます。しかし、カフェイン摂取は個人差があるので、一日の摂取量も本当に目安としかないのです。

カフェインに耐性がある人

朝、眠気覚ましにコーヒー。といった習慣がある人は多いと思います。それ以外にも習慣的に食後にコーヒーを飲むという人。コーヒー以外にも、緑茶といったカフェインを多く含む物を、恒常的に摂取する人は結構多いと思います。そんな人たちはカフェインに耐性を持っている可能性があります。

カフェインは恒常的に摂取すると、摂取していくごとにカフェインの効果が減少します。いくつかのカフェインによって作用するもの(自律神経などの働き)には、耐性がすぐに出来上がり、コーヒーやレッドブルといったエナジードリンクをよく飲む人には見受けられます。

カフェイン耐性って人種差はあるのか?

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