髪の毛が抜ける原因10個|抜け毛の予防と対策4つ
原因5:髪の不衛生な環境によるもの
ごしごしシャンプーをしたら髪の毛が抜けるのではないかと恐れて、シャンプーの回数を敢えて少なくしているという方はいませんか。
髪の毛が抜ける大きな原因のひとつが、実はシャンプーをしないことにあります。頭皮は長く洗わないでいると、皮脂が酸化したり菌が繁殖して頭がかゆくなったりします。これは軽い炎症を起こしている状態です。 頭皮にトラブルが起きると、髪の毛は健康に育たず、抜ける原因になってしまいます。原因6:季節によるもの
植物は秋になると葉が枯れて落ち、動物も夏毛から冬毛に変わるのと同じで、人間も季節によって毛量が変わります。
6年間に渡って、季節ごとの毛量を調査してまとめた、ある論文によると、人間の髪の毛が抜けるのは、やはり秋が最も多いと報告されています。 動物としての人間の生活を見ると、冬には髪の毛で寒さから身を守り、春から夏にかけては紫外線から頭皮を守っていると考えれば、とても理にかなった説だと言えるでしょう。原因7:薬の副作用によるもの
よくドラマで、抗がん剤の副作用で髪の毛が抜けるというシーンがありますが、薬の副作用で髪の毛が抜けることがあるのは事実です。
抗がん剤のほかにも、抗うつ薬や抗不安薬、痛風(つうふう)の薬やステロイド、睡眠導入薬などにも髪の毛が抜ける副作用があると考えられています。原因8:加齢によるもの
歳を取ると、老化と共に毛母細胞の働きも衰えてきます。ホルモンの関係で女性は男性に比べて薄毛は少ないですが、50代に差し掛かるあたりが、ちょうど女性も髪の毛が抜けるのを実感する頃だと言われています。
原因9:髪への負担によるもの
日頃の生活習慣で、知らず知らずの間に髪の毛に負担をかけていることがあります。例えば次のようなことに心当たりはありませんか。
・ポニーテールやひっつめ、おだんごのように、髪の毛を常に引っ張っている髪型をすることが多い。 ・比較的頻繁にパーマをかけたり、髪の毛を染めたりしている。 ・シャンプーやコンディショナーにあまりこだわらず、手入れもしない。 これらのことも髪の毛が抜ける原因になっていることがあります。