頭皮に吹き出物ができる主な原因6点!予防と対策5点もご紹介

ヘアケア

頭皮にできる吹き出物の種類と特徴

頭皮に吹き出物ができる主な原因6点!予防と対策5点もご紹介

シャンプーをしている時、あるいは髪の毛をクシで梳いている時に頭皮にできた吹き出物に触ってしまい、痛みやかゆみを感じたことがあるという経験の方も多いのではないでしょうか。

また、きちんと頭皮を清潔に保っているつもりなのに、何をやっても吹き出物が治らないと悩んでいる方もおられることでしょう。 ここではまず、頭皮にできる吹き出物の種類とその特徴について基本情報をチェックしてきましょう。

頭皮ニキビ

頭皮にできる吹き出物種類としてまず挙げられるのが、ニキビです。頭皮はほかの部位の皮膚に比べると髪の毛が密集しているため、通気性が悪い状態にあります。

頭皮は蒸れやすく、また皮脂が分泌されやすい場所ですので、ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖しやすい環境が整っていると言えるでしょう。 なお、アクネ菌は健康な肌にも常在する菌ですが、皮脂などの汚れが頭皮に付着していたりすると、繁殖しやすくなります。

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

頭皮にできてしまう吹き出物種類として、ニキビに加えて脂漏性皮膚炎というものもあります。

ニキビの原因がアクネ菌であるのに対して、脂漏性皮膚炎はマラセチア菌という皮膚の常在菌が過剰に繁殖してしまったことによって生じます。 マラセチア菌はストレスや生活習慣の乱れ、偏った食生活や運動不足などによって繁殖し、また過剰に分泌された皮脂を餌として増えていきます。

脂漏性皮膚炎にだけ見られる特徴

ニキビと脂漏性皮膚炎は一見似ているように思えますが、実際には全く異なる症状ですので、ここで脂漏性皮膚炎だけにみられる特徴について確認しておきましょう。

脂漏性皮膚炎の特徴として例えば、過剰に分泌された皮脂のせいで頭皮がオイリーになっていること、かゆみやかさぶたがあること、生え際が赤くかぶれたようになっていることなどが挙げられます。 このような場合には、脂漏性皮膚炎の可能性を疑ったほうがよいでしょう。

頭皮にできる吹き出物の主な原因6点

頭皮に吹き出物ができる主な原因6点!予防と対策5点もご紹介

以上では、頭皮にできる吹き出物の種類として、ニキビと脂漏性皮膚炎に関する基本情報をご紹介してきました。

それでは、どうしてこのように頭皮に吹き出物ができてしまうのでしょうか。まずはその原因を正しく知ることが、頭皮の吹き出物対策のために必要です。 ここからは、頭皮に吹き出物ができてしまう主な原因を6つピックアップしてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

その1:油っこい食生活

頭皮に吹き出物ができる主な原因6点!予防と対策5点もご紹介

頭皮に吹き出物ができてしまう主な原因としてまず挙げられるのが、油っこい食生活です。

スナック菓子や唐揚げ・トンカツなど油をたっぷりと使った料理ばかり食べているとどうしても頭皮から皮脂が過剰に分泌されてしまうので、それを媒介としてニキビの原因であるアクネ菌や脂漏性皮膚炎の原因であるマラセチア菌が大量繁殖してしまいます。 頭皮の吹き出物を防ぐためには油っこい料理を控え、内側からケアを行うことが肝心です。

その2:睡眠不足

頭皮に吹き出物ができる主な原因6点!予防と対策5点もご紹介

睡眠不足も、頭皮に吹き出物ができてしまう主な原因の一つとして挙げられるでしょう。

睡眠不足だと頭皮のターンオーバーが鈍ってしまうため、毛穴に皮脂汚れがつまりやすくなり、それがアクネ菌やマラセチア菌の餌となってしまうのでニキビや脂漏性皮膚炎が起きやすくなってしまいます。 また、睡眠不足は心身ともにストレスを蓄積することにつながりますので、このようなストレスが吹き出物の原因になってしまうこともあり得ます。

その3:頭皮皮脂の過分泌

頭皮に吹き出物ができてしまう主な原因の一つとして、皮脂の過剰分泌ということも挙げられます。

皮脂は頭皮を健康に保つために必要なものではありますが、それが過剰に分泌されてしまうと毛穴に皮脂汚れがつまり、ニキビや脂漏性皮膚炎が起こりやすい状態になってしまいますので要注意です。 皮脂の過剰分泌の原因としては、例えば油っこい食べ物の摂りすぎやストレス、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。

その4:頭皮への過剰な刺激

頭皮に過剰な刺激を与えてしまっているということも、頭皮に吹き出物ができてしまう主な原因の一つとして挙げられるでしょう。

頭皮は思った以上にデリケートな部位ですので、よかれと思って強く力を入れてゴシゴシとシャンプーしたりマッサージをしてしまうと、摩擦や刺激を与えてしまい、結果として吹き出物などのトラブルを招いてしまいます。 以下では、避けるべき頭皮への過剰な刺激の具体例についてチェックしていきましょう。
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