顔のくすみの原因６つ・くすみが出やすい人・改善方法

くすみ肌を改善する方法には、洗顔やマッサージなどのスキンケアと、食事などの生活習慣の見直しがあります。ここからは、くすみを改善する方法について、具体的に見ていきます。

自分のくすみ肌のタイプに合ったケアをして、透明感のある肌を取り戻しましょう。

くすみ対策の洗顔方法は、洗顔料をしっかりと泡立てて優しく、ぬるま湯を使って洗うことです。摩擦は肌にとって刺激となり、くすみを引き起こしてしまいます。ゴシゴシとこすらずに、たっぷりの泡で優しく洗うのがポイントです。

また、熱いお湯での洗顔はお肌の皮脂が過剰に奪われてしまい、くすみの原因である乾燥肌の原因となります。洗顔後にタオルで水分を拭き取る際も、ポンポンと優しく拭き取りましょう。

しっかりとした保湿で肌の細胞に必要な水分と油分を与え、肌の潤いを保ちバリア機能を正常にすることで、くすみ肌の改善が期待できます。

乾燥した肌では、乱れたターンオーバーを正常に戻すことができません。また、加齢などにより肌本来のバリア機能は低下してしまうため、紫外線などのダメージを受けやすくなってしまいます。保湿成分配合の化粧水をたっぷりと使い、肌の奥まで潤いを行き渡らせるようにすることが重要です。

血行不良によって必要な栄養分がうまく運ばれなかったり、体内で老廃物を排出する役割を持つリンパの流れが滞ると、お肌がくすんでしまいます。スキンケアに加えて、血液やリンパの流れをよくするマッサージを取り入れることでくすみ改善ができます。

ポイントは、リンパの流れに沿い、顔だけでなく首を含めたデコルテ周りと脇の下もマッサージすることです。マッサージの際には乳液などを使い、肌の摩擦を起こさないようにします。

くすみの原因となるメラニン色素を作らせないようにするため、紫外線対策は大事です。外出の際は日焼け止めクリームをしっかり塗り、つばの広い帽子や日傘も合わせて活用しましょう。日焼け止めはこまめにぬりなおすことも必要です。

また、目から入った紫外線により脳が刺激を受けて、全身にメラニンを作り出すよう指令を出してしまいます。サングラスを着用して、肌だけでなく目に紫外線が当たらないようにするのも重要です。

食べ物を通して内側からのケアを行うことで、くすみにアプローチするのも大切です。くすみに有効な栄養素には以下のものがあります。

・メラニンのもととなる物質の働きを阻害するビタミンC ・肌のターンオーバーを促進するビタミンE ・肌を外部刺激や雑菌から守る働きのあるセラミド ・肌の抵抗力を助けるリコピン ・代謝をサポートしてメラニンの排出を促進するLーシステイン ・メラニンの沈着を抑えるβーカロテン

肌のくすみは顔全体の印象に影響を与えるので、どんなに華やかなアイメイクをしたり、新しいメイク方法に変えてみても、くすみが原因で印象を損なってしまうこともあります。

しかし、肌くすみの悩みは、原因にあったケアや生活改善を行えば、解消することができます。今回ご紹介した方法を取り入れてみることで、くすみの改善を目指しましょう。

原因にあった適切なスキンケアや生活習慣の見直しを行うことで、肌トラブルは改善することができます。

「いつもとお化粧ののりが違う」「肌がごわごわしている」などのお肌の荒れを感じたら、スキンケアの他にも、普段食べている食事の見直しや睡眠の質を下げるような遅い就寝をしていないかなどをチェックしてみましょう。喫煙者の方は、禁煙を視野に入れてみるのも良いでしょう。