葉わさびとは
「葉わさび」とは、わさびの茎や葉の部分のことです。独特の辛味があるのが特徴です。煮た食材にわさび菜がありますが、これとは全く別の食材です。
「葉わさび」は、平べったい葉っぱをしておりわさびの葉を食用にした食材です。一方、「わさび菜」は、ギザギザとした葉っぱです。 ちなみに、葉わさびを購入する場合は、市場にあまり出回っていないので通販での購入になります。どんな料理に向いている?
葉わさびは独特の辛味に加えてわさびの茎や葉の部分を食べるので、醤油漬けやお浸し、てんぷらなどに向いています。
一般的には、葉わさびの特徴の辛味を引き出して食べます。お湯をかけたり茹でて凍らせることで新鮮味が失われずに済み、辛味を楽しむことができます。葉わさびを使う料理のレシピ10選
前述したように、葉わさびは醤油漬けやお浸しがとても向いている食材です。ご飯にもよく合いお酒のつまみとしておいしく食べることができます。
今回は、ご飯やお酒によく合う葉わさびのレシピを紹介していきます。レシピ1:葉わさびのお浸し
この料理は、葉わさびを食べるときの基本的な食べ方です。お浸しを作ってから醤油漬けや和え物にアレンジすることも可能です。
材料も少なく簡単に料理することができる料理です。材料
葉わさび 250g 塩 5g 砂糖 3g
葉わさびは水でさっと洗い、4~5センチくらいの長さに切ります。 切った葉わさびに塩を入れ、しんなりするくらいまで揉みます。この時点で少し辛い匂いがしてきます。 お湯を80℃くらいまで沸かし、塩揉みをした葉わさびを10~15秒くらい茹でます。80℃は鍋の底に小さな気泡が出るくらいです。90℃になると、鍋の周りから少し大きめの気泡が出始めます。 茹終わったら、葉わさびを冷水に入れて冷まします。 葉わさびが冷えたら堅く絞ります。絞った葉わさびに砂糖を加え、軽く揉みます。 後は密封出来る袋に入れ、空気を抜いて、1~2時間くらい冷蔵庫で寝かせます。時間が来たら余分な水分を絞り、器に盛ります。
レシピ2:葉わさびの醤油漬け
この料理も葉わさびの基本的な食べ方です。お浸しを使って調理しますが、みりん・酒・醤油を使ったタレと葉わさびが合わさることで、辛さを残したまま食べることができます。
この料理のポイントとして、葉わさびのお浸しから出る水分をしっかりと取ることが大切です。そうすることで、お浸し全体にタレが合わさりおいしく食べることができます。ぜひ参考にしてみてください。材料
葉わさび 250g 塩 5g 砂糖 3g 醤油 45g みりん 15g 酒 15g
始めに基本となる、葉わさびのお浸しを作ります。葉わさびを流水で洗い、汚れと傷んで入り部分を取り除きます。その後4~5センチくらいの長さに切り、ボールに入れます。塩を加えしんなりするまで揉んだら、80℃くらいのお湯で10~15秒くらい茹でます。茹で終わったらすぐに冷水に浸け冷やし、水気をしっかり絞ってボールに入れます。砂糖を加え軽く揉んで、密封出来る袋に入れます。空気を抜いて冷蔵庫で1~2時間寝かせればお浸しの完成です。 出来たお浸しから、余分な水分を絞って捨てます。その後、醤油とみりん、酒を合わせたタレを加えます。 お浸しを作った時と同じように、空気を抜いて冷蔵庫でさらに1~2時間漬けます。 葉わさびの醤油漬けの完成です。
レシピ3:葉わさびの煮びたし花かつお和え
この料理は、葉わさびにダシと花かつおを加えた料理です。花かつおを使うことで濃厚なダシを作ることができ、これに葉わさびを合わせることで辛さを残し、コクのある味わいになります。
この料理のポイントとして、花かつおのダシが強くなりやすいので、葉わさびの辛さを残すことが大切です。加えて、葉わさびを茹でてアクを取ることも大切です。