モロヘイヤの栄養と効能5選|栄養満点のおすすめレシピ4選
高い栄養素のあるモロヘイヤですが、実は強い毒性も含んでいます。スーパーに並んでいるモロヘイヤは、厳格な検査をクリアしているものなので問題なく食べる事ができますが、自宅でモロヘイヤを栽培する場合は注意が必要です。
毎日栄養たっぷりのモロヘイヤを食べるために、家庭菜園でモロヘイヤを育てていたら食中毒になってしまった。なんてことになってしまっては本末転倒です。家庭菜園は正しい知識を身につける事が大切です。種
モロヘイヤのタネには毒が含まれています。花にも毒があると言われていますが、花には毒はありません。花の後に実ができ、その中にタネができます。
とても小さなタネですが、誤って食べてしまうと食中毒になる危険性があります。特に小さなお子さんは落ちている物を口に入れてしまうことが多いので、要注意です。また、ペットも同様です。猫や犬もモロヘイヤのタネを食べてしまうととても危険ですので、注意してください。茎
モロヘイヤの茎にも毒が含まれています。
平成8年に長崎県でモロヘイヤの枝を牛に食べさせたところ、食欲不振や起立不全、下痢などの症状が出て、5頭中3頭が死んでしまう事件がありました。牛ですらこのようなことになってしまうので、人間も十分に注意が必要です。 栄養が豊富な反面、毒を持つ危険性のあるモロヘイヤですが、スーパーに出回っているものは問題なく食べることができます。自宅で作る際は十分な注意が必要になります。モロヘイヤを手軽に味わえる商品がこちら
何度もお伝えしますが、スーパーで売られているモロヘイヤには毒の心配はありません。自分で栽培する時にタネと茎には注意が必要となります。それでも、心配が残るという方は、粉末状のモロヘイヤパウダーを使えば、栄養たっぷりのまま吸収することができます。
パウダーなので、料理や飲み物に混ぜて食べることができます。長期保存することもできるので、続けやすく家族みんなで共有できるのも、魅力の1つです。栄養たっぷりのモロヘイヤのレシピ4選
独特な粘りが美味しいモロヘイヤを食べて、たっぷり栄養を補給しましょう。おひたしやスープだけでなく炒め物や天ぷらにしても美味しいモロヘイヤはアレンジの効く食材です。
アクの強い食材なので、一度茹でて冷水にとってから調理すると良いですよ。また、買ってきてもすぐに調理しないという時も、さっと茹でた状態で冷凍保存しておくのがおすすめです。1食分ごとに分けて冷凍すれば、調理の時にとても便利です。レシピ1:モロヘイヤでネバネバ丼
モロヘイヤの特徴であるネバネバを最大限引き出した丼です。モロヘイヤは刻むほどに独特な粘り気が生まれます。この粘り気が同じ粘り気を持つオクラや納豆、長芋との相性がとても良いです。
このレシピのように卵黄と混ぜれば、こってりとした味わいになり、鰹節を混ぜてノリに巻いて食べれば、和風の味わいを楽しめる大人な一品に仕上がります。身体に優しく胃腸の働きをサポートしてくれる効果が期待できます。
★材料(2人分) モロヘイヤ 1/2把 オクラ 1袋 納豆 2パック 長芋 1/3本 卵黄 2個 かつお節 適宜 白ゴマ 適宜 めんつゆ 大さじ1 味の素 少々
★作り方(5~15分) 1.モロヘイヤは茹でて細かく刻む。 オクラも茹でて5ミリ位の輪切りにする。
2.モロヘイヤ・オクラ・納豆をボールに入れ、納豆に付いているタレ・めんつゆ・味の素を入れよく混ぜる。 3.あったかいご飯に②をのせ、袋に入れて綿棒で叩いた長芋をのせ、卵黄をのせる。 4.最後に白ゴマとかつお節を振りかけたら出来上がり。
レシピ2:焼きなすとモロヘイヤのマスタードナムル
粒マスタードと玉ねぎの辛味が効いた大人な味のナムルです。ナスは焼くことでトロッと柔らかい歯ごたえになるので、粘り気のあるモロヘイヤとの相性がとても良いです。
玉ねぎを水にさらすと血液さらさらにする栄養素まで流れ出てしまうので、塩もみで栄養そのままに調理していきます。少し玉ねぎの辛さを残すことで、粒マスタードとの2つの辛さを味わうことができ、お箸が進みますよ。お酒のアテにもおすすめです。
★材料(2人分) なす 2本 モロヘイヤ 1/2袋 玉ねぎ 1/4個 めんつゆ(2倍) 大さじ1 粒マスタード 小さじ2 ごま油 小さじ1 すり胡麻 大さじ1
★作り方(5~15分) 1.玉ねぎは繊維と直角にスライスし、塩少々をふっておきます。
2.茄子は焼きなすにして、皮をむいて2cmに切り、モロヘイヤもさっとゆでて細かく刻みます。 3.玉ねぎをさっと洗って、水気をきり、2と調味料を混ぜて出来上がり!