リップ音を出す方法6つ・上手くて参考になる声優3人

リップ音を出すのに普通は唇を使うやり方が主流ではあります。しかし、実は舌打ちを上手く鳴らせる人は、リップ音を綺麗にすることができます。唇を離す瞬間に、小さく舌打ちをします。大きい舌打ちをすると「チッ」という音になってしまいますが、上手く音量を小さくしてみましょう。

唇から離れる瞬間の舌打ちの音はリップ音と同じ音なので、相手からはリップ音に聞こえます。

リップ音というのは、口の中で音を鳴らしてその音でアピールする技術です。音は空気を伝わるので、口の中に適度な空気があって音が響くようにしないと綺麗に響きません。

人間というのは呼吸をしている時に、口の中の空気はほとんどありません。口内が乾かないように体が意識して空気を貯めないようにしているからです。ですから、意識して空気を口に取り込んでおけばリップ音は鳴りやすくなります。

音を鳴らす時には、唇を吸って離すときれいな音が鳴ります。分かりやすい身近なもので言えば、ペットボトルの口から自分の腕などを吸わせて離す時にキュポンというきれいな音が鳴ります。

リップ音も同じ理屈で、吸った時に離すと空気がなくなり、ひっついた唇が外れる時に音をたてます。とはいえ、吸い付いた跡がついたりするので、吸い付く場所などの注意は必要になります。

唇が湿っていると、程よいタイミングで唇が離れてきれいに音が鳴ります。リップ音というのは適度なタイミングで唇が綺麗に離れることでチュッという音に繋がります。

唇が湿っていない場合は、音がまず鳴らない場合も多いです。また、鳴らそうとして無理をすると、唇が切れてしまったり荒れたりする要因にもなります。何かしらの方法で唇の乾燥を防ぎましょう。

音を鳴らす時には、湿り気が重要です。しかし、湿らせたくとも乾燥している時に、都合よく水分がないということは多いでしょう。唾液を少し貯めて、唇を適度に湿らせることで綺麗なリップ音を鳴らせることができます。

また、唾液は多少の粘度があるので、リップ音を鳴らす時に必要な適度な密着が簡単になります。そのため、唾液を上手く使って湿らせるとリップ音を上手く鳴らせます。

リップでの保湿もまた重要な要素です。適度に保湿された唇は自然で綺麗な音を鳴らすことができます。わざわざ湿らすことをせずとも、すでにある程度の水分を唇が含んでいるのでチュッという音を自然に出すことができます。

もしもリップ音を綺麗に出せないというのであれば、もしかしたらリップの保湿不足なのかも知れません。リップのケアをして綺麗な唇にしてみましょう。