サーミ人について|サーミ人の7つの特徴・先住民族

雑学

特徴7:身体的な特徴

サーミ人は、身体的な特徴も持っています。サーミ人は、男性が152cmととても小柄なのが特徴で肌は色白、目の色は薄めのグレーで、鼻は幅が狭いのも特徴です。また、髪の毛は白に近い金髪ですが、中にはモンゴロイドのような顔立ちもいるといわれています。また、混血があまりなかったことから男女ともに美しいと評され、美しい北欧の民としても有名です。

サーミ人をもっと知りたい人におすすめのアイテム

サーミ人は現在では北欧の先住民族としてその名が知られていますが、サーミ人のことをもっと知るためのおすすめアイテムをご紹介いたします。『サーミの血』というサーミ人の少女を主人公とした映画作品がおすすめです。

この映画は、サーミ人の少女がサーミ人としての身分を隠し、スウェーデン人として自由に生きることを求めた作品です。迫害されてきたサーミ人たちの悲しさと彼らの自然豊かな生活を知るにはぴったりです。

サーミ人以外の先住民族

サーミ人について|サーミ人の7つの特徴・先住民族

サーミ人以外にも各地に先住民族はいるといわれています。また、先住民族はその人口が年々減りつつありますが、現在も変わらず伝統を守りながら生活をしていますので、各地に行けば会える可能性もあるでしょう。ここからは、サーミ人以外の有名な先住民族をご紹介いたします。

民族1:アイヌ人

サーミ人について|サーミ人の7つの特徴・先住民族

アイヌ人は、日本の北海道を居住とする先住民族です。現在は、北海道とロシアの半分にわかれて生活をしていますが、現在は大和民族との通婚が増えたため、生粋のアイヌ人は減少傾向にあるといわれています。

また、北海道には、アイヌ語が由来の地域名が多く残っているため、もともとはアイヌ人たちの土地であったことがわかります。さらにアイヌ人の民族服は伝統的で独特な模様が多く、北海道土産としてもかわいいと人気です。

民族2:アメリカン・インディアン

サーミ人について|サーミ人の7つの特徴・先住民族

アメリカ・インディアンといえば、多くの人がイメージする先住民族の1つではないでしょうか。アメリカ・インディアンは、正式名称がネイティブ・アメリカンと呼ばれ、アメリカの先住民族として現在もニューヨークを中心に居住しています。

また、ネイティブ・アメリカンは細かい部族に分類されており、ネイティブ・アメリカンは総称です。州や国が認めた部族は2013年時点で70種類以上の部族が居住しているといわれています。

民族3:アボリジニー

アボリジニーとは、オーストラリア大陸の周辺であるタスマニア島やニューギニア、ニュージーランドを居住としている先住民族です。

アボリジニーの人たちは色が黒いのが特徴で、歌やダンスが好きな民族として知られており、ドリーミングという神話を信仰しています。また、オーストラリアにある世界遺産のウルル(エアーズロック)もアボリジニーの聖地として知られています。

民族4:マオリ

サーミ人について|サーミ人の7つの特徴・先住民族

マオリ族は、ニュージーランドを居住とするニュージーランドの先住民族です。マオリ族は、東ポリネシアの島々からニュージーランドに移住してきたといわれており、ニュージーランドに初めて住んだことから先住民族として文化を築き始めました。

マオリ族の特徴は、なんといっても美しい模様のタトゥーです。マオリ族にとってタトゥーはタ・モコとよばれる伝統的な物であり、その人の社会的な地位を表す物として重視されています。

いろんな民族について学んでみよう

サーミ人について|サーミ人の7つの特徴・先住民族

いかがでしたでしょうか。今回は、北欧の古き先住民族であるサーミ人の特徴やサーミ人の文化、歴史などをご紹介してきました。サーミ人は現在も伝統を守りながら、民族衣装であるコルトを着用したり、ラップランドではトナカイレースや2月には、伝統工芸が買えるヨクモック(ウィンターマーケット)も行われています。

ぜひ、サーミ人の特徴をもっと知ってラップランドやフィンランドへの観光に足を運んでみてはいかがでしょうか。

人種ごとに見る様々な特徴

今回は、サーミ人をピックアップしてご紹介してきましたが、世界にはさまざまな特徴を持つ人種が多数存在しているといわれています。特にアジア人やイギリス人も調べてみればみるほど、特徴のある人種ですので、学んでみるのもいいでしょう。

また、今回のサーミ人のピックアップに合わせて、おすすめの記事をピックアップしてみましたので、さまざまな人種を学んで海外旅行などに役立ててみてはいかがでしょうか。
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