モロッコ人の特徴6つ|モロッコ人と仲良くなるには

雑学

特徴2:モロッコの女性

モロッコ人の特徴6つ|モロッコ人と仲良くなるには

モロッコの女性は、髪の毛を布で隠し、目だけを出す格好をしている人が多くいます。宗教上の理由ですが、見た目とは異なり他のイスラム国家に比べれば自由といわれます。たとえば、エステやジムに通っている女性も多くいます。

ただし、地方では古い風習ものこり、結婚すれば家庭に入るのが一般的です。結婚後に仕事を続ける女性はまれで、3割にも満たないといわれます。女性の側でも、結婚して家庭に入るのが最も幸せと考えている人がほとんんどです。 ちなみに、モロッコの女性の結婚適齢期は18歳です。

特徴3:モロッコの宗教

国教はイスラム教となっていますが、モロッコの憲法では、宗教の自由が保障されています。

モロッコが、東方貿易の要所であった歴史的背景からも、異文化に寛容な精神が育まれたといえるでしょう。モロッコには、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の宗教施設が共存しています。 キリスト教、ユダヤ教のコミュニティは都市部に多い傾向にあります。

特徴4:モロッコの恋愛・結婚観

男性の場合は特に顕著な傾向がありますが、結婚前は自由に恋愛を楽しみ、結婚後には保守的な考えに変化する、というのがモロッコの恋愛・結婚観です。

要するに遊びは遊び、結婚は結婚という考え方です。そのため、結婚前はイスラム教の戒律を守らず自由奔放に遊んでいた人々も、結婚して家庭を持つと家長・主婦としての誇りを持ち、節度ある生活を目指すという人が多いです。

特徴5:モロッコの金銭感覚

モロッコ人の金銭感覚に特別な傾向はありませんが、日本人と比較すると、親戚同士で金銭的な助け合いをするのが常識と考えている人が多いと言えます。物価が安いモロッコにおいては、最低賃金は約2000ディルハム(約24,000円)ですが、それ以下で暮らしている人もたくさんいます。

また、日本のように男性の収入の全てを自分たちの家庭に使うというよりは、親への仕送り、親戚の子供の教育費の援助なども行っているケースが多いといいます。そのため、自分のお金という意識は日本人より希薄です。

特徴6:モロッコの地域による違い

モロッコ人の99%はイスラム教です。しかし、その生活スタイルは都市部と地方で大きな違いがあります。都市部では西欧的な生活スタイル、地方では伝統的なイスラム教の生活スタイルです。

都市部においては、スカーフをかぶらない女性はめずらしくありません。また、男性がお酒を飲んでいてもとがめられることはありません。しかし、地方にいけば、この常識は通用しません。モロッコに住む場合には、都市と地方で大きな違いがあることに注意が必要です。
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