第一チャクラを開く方法・活性化させて鍛える方法

第一チャクラは「基盤のチャクラ」とも呼ばれるように、全てのチャクラのバランスを整えるための基本に関わる部分です。私たちがこの地球でしっかり立ち上がること、つまり「地に足を付けて生きる」というテーマを表しています。これは「グラウンディング」という概念で、チャクラを語る上で欠かせない重要なポイントです。

グラウンディングに効果的なイメージトレーニングは、まず足の裏を床に着けて椅子に座り、軽く目を閉じて深呼吸をします。手の平は上に向け、軽く膝の上に置きます。次に第一チャクラのある尾てい骨を意識し、そこから赤い光のエネルギーが地球の中心部に向かって根っこのように伸びるのをイメージします。 地球の中心部にある「アースキーパー」と呼ばれる巨大なクリスタルにたどり着いたら、そこに根っこを連結して「グラウンディングコード」と名付けます。これを使って自分の中に溜まった古いエネルギーを流し、アースキーパーで浄化してもらいましょう。アースキーパーからは、金色のエネルギーを吸収することもできます。

第一チャクラは、茶色や黒、赤などの「土」をイメージする色をもつパワーストーンによく共鳴するといわれています。例えば、赤血球を活性化させるといわれ、黒鋼のような輝きを放つ「ヘマタイト」や海の清浄なパワーを秘めているという「コーラル（珊瑚）」、優しさや寛大さを象徴する「ブラッドストーン」「タイガーアイ（虎目石）」などです。

第一チャクラは「安定」「安心」を暗示するチャクラで、引っ越しや結婚などのイレギュラーな活動によってパワーが弱まることがあります。特に幼少時には影響されやすく、家庭内での人間関係が不安定だったり、身近な人の死によってショックを受けるなどの体験によっても、第一チャクラが乱れることがあります。

閉じてしまった第一チャクラを開くのには、精油やエッセンシャルオイルなどの「アロマ」を利用する方法も効果的です。第一チャクラと相性の良いアロマはパワーストーンとリンクすることが多く、揮発し難く優しい香りが特徴の「ベースノート」に分類されます。具体的には「サンダルウッド（白檀）」「バニラ」「ヒノキ」などが相当します。

第一チャクラのバランスが整ってくると、奥深いところから来る安心感に満たされます。些細なことで取り乱したり不安を覚えることがなくなり、それが生きる自信へと繋がります。体感的には、第一チャクラが充実することで肛門のあたりが温かくなるのを感じるでしょう。遠赤外線のような気持ち良さが特徴です。

第一チャクラに働きかけるのは、グレゴリオ聖歌やお経などに共通し、古来から癒しの音階と呼ばれる「ソルフェジオ周波数」の中でも特に396ヘルツを含んだ音楽です。音階なら「ド」の音に割り当てられ、人間の細胞やDNAにも呼応すると言われます。第一チャクラが疲れている時には特に心地よさを感じやすいので、ぜひ気軽に試してみてください。

大地と密接な関係がある第一チャクラを活性化する食べ物には、ニンニクや人参などの根菜類をはじめ、大豆製品などに含まれる良質のたんぱく質、ローズマリーやクローブのようなスパイス類が挙げられます。トウガラシやパプリカなどの赤い香辛料も効果的です。

肥満の原因でもある暴飲暴食は、自分の意識が心や体とうまく連携していないことから生じる障害の一つです。チャクラを整えることで意識が集中しやすくなり、今自分の体が何を欲しているのか、どれくらいの分量で必要が満たされるのかなど、きめ細やかな自己管理が自然にできるようになります。