「腹黒い人」と「腹白い人」の違いと特徴・長所と短所
計算高い
「腹黒い人」の特徴は物事をなんでも損得勘定で考え、自分に利益のあることに対しては敏感に反応するけれど、自分に何ら特にならないことに関しては全く関わろうとしないという特徴があります。
その計算高さが他人から見てあからさまにわかる「腹黒い人」もいますが、もっと人にはわからないように計算高く行動して自分に得になることにしか関わらないようにする狡猾な「腹黒い人」もいます。陰口を言って周りを貶める
「腹黒い人」の特徴は、なんといっても陰口を言って周りの人の評判を落とそうとする点です。「腹黒い人」は、自分が頂点に君臨したいのですから、周りの人はすべて敵としてとらえます。もし、自分より格下と思っていた人が自分を超えたりすると、周りの人にその人の悪い評判を流して相手の人を貶めようとするでしょう。このタイプが他から最もわかりやすい「腹黒い人」と言えます。
相手によって態度を変貌させる
「腹黒い人」は対応する相手によって態度を変貌させます。自分より上位にある方には丁寧な対応をするのに、自分より格下と判断した人に対してはとても横柄に対応するというのが「腹黒い人」の特徴でもあります。1対1で対応しているときにはその人が腹黒いのか腹黒くないのかわかりづらいのですが、その人が上位にあると判断する人と一緒にいるときには、その人が「腹黒い人」なのかそうでないのかがはっきりとわかります。
腹白い人の特徴
意地悪な人をあらわすときに使用する「腹黒い人」とは真逆の意味合いを持つ「腹白い人」はどのような特徴があるのか、以下に詳しく紹介していきます。
隠し事をせず正直である
「腹白い人」は裏でこそこそと隠し事をしたりせず、だれに対しても裏表なく正直に話すという特徴があります。誰とでも損得勘定抜きで接するため、人と深くお付き合いすることができます。
意地悪な言い方をする人であっても、陰でこそこそせずに裏表なく正直に話す人であれば、その人も「腹白い人」であると言えるでしょう。損得勘定で行動しない
「腹白い人」は「腹黒い人」のように自分の損得勘定で行動しないという特徴があります。「腹黒い人」は自分に特になることであれば、自分の本当の気持ちを隠して得になるように行動しますが、「腹白い人」は、その行動をすることが自分にとって損になるとわかっていても、損得勘定抜きで自分の気持ちに正直に行動します。ですから、「腹白い人」であっても得をしない場合もあります。
駆け引きすることができない
「腹黒い人」の得意技である駆け引きが、根が正直で嘘がつけない「腹白い人」はできないという特徴があります。誰に対しても分け隔てなく接する「腹白い人」は、手練手管で相手の気を引こうとする駆け引きは難しいのかもしれませんね。
はっきり否定&肯定する
「腹白い人」は基本的に嘘がつけないまっすぐな人なので、人を肯定するときもはっきりと肯定しますが、人を否定するときもはっきりと否定しますので、実は、自分がそう思っていなくても人に合わせて肯定したり、否定したりする「腹黒い人」よりもキツイ人だと受け取られる場合があります。
好きと嫌いがはっきりしている
「腹白い人」は、「腹黒い人」のように、自分の損得勘定やその場の雰囲気に合わせて自分の気持ちを隠したり、嘘をついたりできません。ですから、「腹白い人」は、好きな場合は好きと、嫌いな場合は嫌いと嘘や隠し事なくはっきりと言うという特徴があります。
腹黒い人と腹白い人の長所と短所
一見意地悪い人に思える「腹黒い人」にも長所がありますし、「腹黒い人」と逆の意味合いを持つ「腹白い人」にも長所だけでなく短所もあります。そんな「腹黒い人」と「腹白い人」の長所&短所を以下に詳しくご紹介させて頂きます。
腹黒い人の長所&短所
「腹黒い人」は自分の損得勘定で動く人が多いので、言動に裏表があったり、人によって対応を変えるという短所があります。
ただし、意地が悪いと思われがちな「腹黒い人」にも長所があります。「腹黒い人」は裏ではあれこれ言ったりするのですが、1対1の時にはその人に対してあけすけに悪口や本音を言ったりしないので、表面的には人を傷つけにくいという長所があります。「腹黒い人」の短所は何といっても、損得勘定で行動するので人によって言動や対応を変えたり、自分がほんのとうに考えていることを隠して相手に合わせて思っていることと違う言動をすることです。
ただし、そんな「腹黒い人」にも長所があります。それは、好き、嫌いを正直に言わずに対応する相手に会合わせるので、表面的にはいさかいが発生しづらいという長所があるのです。