腹黒いの対義語は腹白いなのか
皆さんは、普段意地悪な方を表現するときに「腹黒い」という言葉をよく使われると思います。この「腹黒い」という言葉の対義語はどのような言葉なのか気になりますよね。もしかして、黒色の真逆の色は白色だから「腹白い」が対義語なのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。では、本当に「腹白い」が「腹黒い」の対義語なのでしょうか。
実は、本当に「腹黒」という形容動詞の対義語として「腹白」という言葉は存在します。江戸時代の文献である「安斎随筆」の中にも「腹白」と「腹黒」という形容動詞が記されています。この「腹白」という形容動詞は皆さんのご想像通り清廉という意味で使用されています。でも、現代では「あの人は腹黒い」と言うことはあっても、「あの人は腹白い」と使用することはあまりないです。腹黒い人と腹白い人の違いとは
「腹黒い人」や「腹白い人」という表現があることはおわかり頂けたと思いますが、この「腹黒い人」もしくは「腹白い人」というのは、実際にどのような人のことをあらわすのか、「腹黒い人」と「腹白い人」それぞれの特徴と「腹黒い人」と「腹白い人の考え方の違いについて、以下に詳しく解説させて頂きたいと思います。
日常的に使用する機会がある「腹黒い人」やあまり使わないけれど「腹黒い人」の対義語として存在する「腹白い人」はどのような特徴があり、どのような考え方の違いがあるのか詳しくお知りになりたい方は、引き続き以下の記事を読んでくださいね。腹黒い人の特徴
皆さんが意地悪な人としてよく使用する「腹黒い人」という表現ですが、この「腹黒い人」には単に意地悪なだけではなく様々な特徴があります。その「腹黒い人」が持つ特徴を以下にいくつかご紹介させて頂きますね。
本音をみせない
まず、皆さんが意地悪な人をあらわすときに使用する「腹黒い人」は、単に意地悪いだけではなく、本当は違うことを考えているのに人に合わせて思っていることと違うことを言って同調する建前と本音を使い分けていて本音を隠しているという特徴があります。
実際に行っていることと本心が全く違う場合がありますので、その場では同調してくれていても、裏では悪口を言っている・・・ということもあったりするのが「腹黒い人」の特徴なので、注意が必要です。相手を自分の都合のいいように操作しようとする
「腹黒い人」は、相手に合わせているように見えて、さりげなく自分の都合のいいように言動を操作しようとする特徴があります。例えば、自分の立場をより良く見せるために相手に自分の都合のいいことばかり言わせようとしたり、相手から自分の都合のいい情報だけを引き出して利用したりします。
このような意地悪なことをわかるように行えば対処の使用もあるのですが、わからないように人を操作しようとするのが「腹黒い人」の最大の特徴でもあります。