田舎者とは?田舎者の特徴・田舎者は性格が悪い?田舎者あるある

性格・タイプ

田舎者ってどのような人のこと?

田舎者は、言葉の通り「田舎の人」のことです。自らを「田舎者だから」と称する人もいますが、都会では他者が田舎出身の人に対して言われることが多いとされます。田舎や田舎者に対して抱いているイメージは人それぞれだと思いますが、悪い意味合いで使用される時には「どんくさい」「物を知らない」「不作法」「人が良すぎる」などの意味が込められます。

都心部と地方で分けて地方の人を田舎者と称する時もありますが、地方でも利便性に富む地域は多いので「田畑が多く山が近い田舎の人」を指すことが多いです。田舎出身者でも物をよく知っており作法も人並にある人は田舎者と称されることはあまりありませんが、田舎出身で物を知らず不作法だったり人が良すぎると田舎者なんて言われてしまうこともあります。

田舎者と都会の人

なにかと都会と比較されることが多い田舎、就職や学業で都会に出た時には「田舎者だから」と言われる機会もあるようです。田舎者だからどうということはありませんが、田舎の人は性格が悪いとか都会に憧れを抱いているというイメージも少なからずあるとされています。では、田舎者とはどのような人のことを言うか、偏見をなくして共存していくためにもその傾向などについて知っておきましょう。

田舎で生まれ育ったから都会で生まれ育ったからそういう人間になるといった根拠はありませんが、田舎に多い人の特徴や都会に多い人の特徴は明らかにされています。都会の人はどこか忙しそうな人が多く、人との関わりを避ける傾向にあるようです。とある調査によれば日本の大都市として世界的にも名が知られている東京の人たちは、歩くスピードが速いということが分かっています。

特徴について

「田舎出身なんです」と本人が言わないとそうだと気付かれない人もいるように、見た目では分からないことも少なくありません。一部の田舎者から田舎全体的のイメージが出来上がってしまっている場合も多くあります。

たとえば、農場経営者をイメージさせるような服装やおばあちゃんっぽい服装、派手で騒がしい若者の服装などが偏見として都会の社会に存在するイメージです。全員がそのようなイメージを抱いているわけではありませんが、都会とは大きく異なる田舎の様子を一部分見ただけで悪いイメージや評価をしている人もいます。

田舎出身者は見た目では見分けにくい

田舎出身者でファッションに関心がある場合、都会から広まる情報にも敏感なのでオシャレな人もいます。並みのオシャレさんも多く、田舎者だからダサいというようなことはありません。ファッションは勉強することで向上するため、好みにもよりますが田舎出身か見分ける材料にはならないことが現実です。

ヤンキーのように派手な見た目をしていると、都会では田舎者と思われることがあります。実際に都会ではヤンキーと呼ばれるような存在は珍しく、少々違ったかたちの不良的存在がいるようです。と言っても都会には繁華街・音楽活動者・芸術関連の人も多く住んでいるため、髪の色や風貌が派手な人たちも多く見かけます。田舎者とされる派手さとの違いは、態度や言動にあるのかもしれません。

芸能人を見かけると赤らざまに反応する

これは、東京都民による言葉です。東京には多くの芸能人が暮らしているため、芸能人も一般の人と同じような生活を送っています。買物や食事、遊びに行くことだってあります。そのため、東京では芸能人を実際に見ることができる機会が多いわけですが、東京都民は芸能人を見かけても何の反応も示さないと言います。その理由は、よく見かけるからです。芸能人を見ることが珍しいことではないため、興味を示さないとされています。

一方、田舎から東京のような都会に来た人は芸能人を見かけると赤らざまにはしゃいだり、プライベートを邪魔するような行動をするというイメージが東京都民にはあるようです。全員がそうというわけではないと思いますが、そのような傾向があることはいわれています。

性格は?

性格については不明確な点も多く、人間として田舎も都会も関係ない部分があります。しかし、都会ではなかなか見られない田舎の人の性格はあると認識している人は多いようです。その認識は良いイメージが多く、「人の心が温かい」イメージがよく言われます。実際に田舎に訪れた経験がある都会の人は、「田舎は静かで人が温かい」と評価します。ただ、「都会に出てきた田舎の人はその穏やかさが禍する」こともあるのです。

のんびりとした心持ち

いわゆるマイペースと呼ばれる性格的特徴が、田舎の人には多いとされます。中にはせっかちだったり怒りっぽい人もいるようですが、のどかな自然に囲まれているお陰かマイペースで穏やかな精神状態にある人が多いようです。マイペースは決して悪いことではなく、むしろ忙しい都会の人は見習うべき点でもあります。しかし、仕事に追われる中では良い評価を受けないかもしれません。

基本的にお人好し

お人好しには「静かで善良」といった良い意味もありますが、田舎者の意味合いで使われる時には「だまされやすい人」ということを表しています。都会は人口密度が高くその分犯罪率も高い傾向にあるため、人との関わりを避ける警戒心が強い傾向にあります。都会の人だからだまされないとは言い切れませんが、田舎で平穏に暮らしてきた人は物を知らずに人が良いためだまされやすいとされています。

都会には人が多いが、道端で人が困っていても助けないともいわれています。事実は分かりませんが、田舎者に限らずお人好しな人はいることでしょう。ただ、身なりから関わるか関わらないかを決める傾向はあるようで、その点で見ると田舎の人はお人好しなのかもしれません。都会は危険も多いためお人好しな人が田舎より少ないことは当たり前とも言えますが、逆に田舎で閉塞的に育った場合は警戒心が強いこともあります。
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