ドSな人の特徴や性格って?
あなたの周りにも「この人、ドSだな~」なんて人、結構たくさんいます。そもそも「ドS」とはどんな人の事をいうのでしょうか。ドSの「S」はサディスティックの略で、攻撃的で残酷なことを好む人のことを「S」や「サド」などといいます。そして、「ドS」は「超ド級のサディスト」という意味です。
ドSの人は、きつい言葉や、困らせる言動をして、明らかに相手の反応を楽しんでいるのです。では、ドSの人は、嫌われているかといえば、一概にそうとは言えません。近頃ではドSがテーマになったマンガや映画も人気になるほど、ドSの人への見方が変わってきています。ドSの人の特徴と性格は、どんなものでしょうか。次の項目では、男女別にドSの人の特徴と性格をあげていきます。男性のドSの特徴と性格は?
ドSの男性は、全般的に堂々とした自信家が多いようです。自分に自信がなければ、相手を卑下するような言動は冗談でもとることができません。また、はっきりと自分の意見をいうことができたり、プライドが高かったりするのもドSの男性の特徴といえるでしょう。ドSの男性は、精神的にも安定している人が多く、少々の物事でうろたえたり、焦ったりすることはありません。
強気な態度と、物事に動じない様は、女性たち、とくに「M」や「マゾ」といわれる「人にきつい態度をとられるのがスキ」な女性たちにとって、憧れの的であり、頼りになる存在といえるのです。感情が顔に出にくい
「感情が顔に出にくい」というのは、人に対して感情を表現できないのではありません。精神的に安定しているので、ちょっとした「怒り」や「喜び」などに踊らされることなく、いつも平静でいられるのです。例えば、女性がドSの男性の喜ぶようなプレゼントを贈ったからといって、ドSの男性はおいそれと嬉しい表情を浮かべてくれることはありません。
「好き」と告白したところで、顔を赤らめたり、ニヤニヤしたりせず「別に」といった態度をサラリとやってのけ、相手の女性が困惑する様をみて、楽しんでいるのです。感情を顔に出さないドSは、自分の気持ちをコントロールできる余裕のある人だといえるでしょう。イニシアティブを取りたがる
ドSの男性は、イニシアティブを取りたがります。ことさら女性に対しては、主導権を握り、相手を操ることができるのです。女性に対してイニシアティブをとることで、自分ではなく相手の女性のほうが自分に惚れていると感じることで、満足感を得ているのです。そのドSの男性に振り回され、わがままを聞き、言いなりになっているMの女性は、自分はその男性につくしている。という満足感を得ているのです。
そう考えると、昔の夫婦関係は「亭主関白」と「良妻賢母」でした。主導権を握り、妻より優位な立場にいる夫は、時には暴力さえも振るいます。妻はそんな夫を支え、口答えはいっさいできませんでした。今考えると「ドS」と「ドM」だったかもしれません。好きな子をいじめる
「好きな子をいじめる」のはかまってほしい心理のあらわれ、小さな子どもの間でもよくある話です。好きだからこそいじめるのであって、誰もが興味のない相手に対しては無視し、いじめることはありません。いじめられた人は「もしかして自分は嫌われているのかも」と心配になりますが、その心配しているさまがドS男性にはたまらないのです。
嫌われていると思っていた男性が、実は自分のことが好きだったと分かった時、相手のことがそれほど好きでなかった場合であっても、気になって「あの人が好きかも」という感情が芽生えることがあります。ドS男性は無意識のうちに、女性を翻弄するテクニックを持ち合わせているのです。プライドが高い
ドS男性は一概にプライドが高い人が多いのです。仕事や物事をそつなくこなすドS男性、しかし人間ですから失敗もつきものです。その失敗を人に見られたり、指摘されてもうろたえたり落ち込んだりせず、あえて余裕の表情を浮かべ、自分の失敗をサラリと「想定内」と言ってのけたりするのです。
またプライドの高さから、人に笑われたり、からかわれたりするのを嫌いますので、冗談ばかりいって、人をからかってくるような人とは付き合いません。同じドS同士が気があわないのは、こういうところからも、よく分るといえるでしょう。弱みを見せない
ドSの男性は人に弱みを見られるのを極端に嫌います。なぜなら、いつも人の上にたつ強い立場でいなければ自分らしく振舞えないからです。ドSの人はいつも自信満々、人の事をバカにしたり、卑下したりして優位に立って楽しんでいるのに、相手に弱みを見せてしまうと、たちまち自分の立場が悪くなってしまいます。
悲しいことや、トラブルに巻き込まれて困難な状況にあっても、人に相談することはなく、自分で解決しようとするのがドSの特徴です。このことから、ドSの男性は実は仕事ができて、自立心があり、とても頼りになる存在であるといえるでしょう。近頃のドS男性がもてはやされる理由について、納得いくのではないでしょうか。