ドMの性格や特徴・あなたのタイプを診断・ドMとの上手な付き合い方

性格を表す言葉として広く知られているSやMという言葉。Sはサディズム、Mはマゾヒズムの略であるということを知っている人は多いですが、その本当の意味を理解している人は少ないです。

またその度合いを表すものとしてドSやドMなどの造語もあります。ドMとはMの気質が強いことを指しますが、どれぐらいの度合いのマゾヒズムであればドMと呼ぶのでしょうか。

そもそもマゾヒズムの正しい意味をご存知でしょうか。マゾヒズムとは性的な嗜好の一つであり、他人から肉体的や精神的に傷つけられることで快感を覚える性質のことを指します。現在では意味が広く使われ性的な意味合いだけではなく、日常の性格についても言及されている場合が多く、受動的や控えめな性格の人を指してMという事もありますが、本来の意味では性的な嗜好のみを指した言葉になります。

ドMというのは造語であり、明確な基準や定義はありませんが、あえて定義付けをするなら傷つけられることでしか快感を味わうことが出来ないということになります。Mの気質があったとしても攻められることだけが快感ではない人もいますが、ドMの場合は攻められる意外に快感を感じる術がないと言えます。

他人から攻撃されることで快感を覚えるドMですが、現在では性的な意味だけに留まらず日常的な性格についても指している場合があります。特別な嗜好を持っているということはそれだけで他の人と違っており、付き合っていくのも難しいですが、それでも関係を避けられない場合もあります。

ドMの人は基本的には受け身になることが多いですが、そのドMの人と上手に付き合っていくにはどのように接していけばいいのでしょうか。

ドMの人と上手に付き合っていくためには主従関係をはっきりさせるということが大切です。ドMは受け身な性質があり、自分からリードするという他人に対して影響する、指示を出すなどの行動には慣れていませんし、苦手であることが多いです。

反対に誰かにリードしてもらったり、指示されたことをこなす能力には長けています。ドMな人は誰かの下にいるときに大きな力を発揮しますので、主従関係を明確にし、自分が上であること、自分の指示や意見は絶対であることを予め伝えておけば上手に付き合っていくことが出来ます。 ドMの人は主人に喜んでもらうために精一杯に与えられた使命を全うしようとしますし、付き合うというよりは使うという考えを持った方が正しいとも言えます。

肉体的にも精神的にも誰かに傷つけられることを嫌い、出来るだけそれを避けようとするのが普通ですが、ドMの場合は自らそこに踏み出していき、自分が傷つくために行動し、そのことに快感を覚えています。

ドMというのは特殊な性癖であり、一般の人には理解のされないものであることも多いですが、当のドMの本人にはどのような心理が隠されてるのでしょうか。

ドMと聞くとSMプレイで女王様が鞭を振るい、打たれることに快感を覚えるというシーンを想像する人も多いですが、実際のドMもそのイメージ通りに虐められたり、傷つけられることを嬉しく思い興奮しています。

一般的にイメージされるSMの情景は想像の産物でも何でもなく、実際のドMの人の心情を表したものとほぼ一致しています。ドMだからと言って必ずしも鞭で打たれた経験があるとは限りませんが、自分もそのようにされてみたいと妄想している人は多いです。