モンスターペアレントの特徴と特徴別対応の仕方・解決策

性格・タイプ

モンスターペアレントの特徴

モンスターペアレントの特徴と特徴別対応の仕方・解決策

モンスターペアレントという言葉を聞いたことはあるでしょうか。最近ではワイドショー等でも「学校の事件簿」等と扱われることもあるので知っている人も多いでしょう。このモンスターペアレントは、学校に対して自己中心的、理不尽な要求を続けるという特徴を持つ親の事を指します。

勿論真っ当な要求を学校に対して行うのであればモンスターペアレントとは呼ばれません。不当な要求や苦情、相手に対しての難癖を常に言い続けることで学校の運営を滞らせてしまうような非常識で自己中心的な考え方をする親だけをモンスターペアレントと呼びます。 しっかりと線引きが出来ていないと、学校の運営を円滑するための意見を言ってくれた親をモンスターペアレントと勘違いしてしまうことがあるので注意しましょう。

保育園

保育園にお子さんを預ける親御さんは、やはり自分の子供がどういう風に過ごしているのか気になるのでしょう。家での態度を相談したり、保育士さんに子供の様子を聞いたりする普通の人も多いのですが、中にはモンスターペアレントが潜んでいます。

保育士さんが思わず絶句してしまうような保育園に現れるモンスターペアレントの特徴として多いのは、親が保育園の全てに口を出すモンスターペアレントです。子供が一番大事で「おむつ替えの頻度を自分の子供だけ多くしてほしい」とか、「日焼けさせたくないから全員散歩は止めて欲しい」などと言った自己中心的な要求をしてきます。 保育園の都合を一切気にすることなく、自分の主張をただただ通そうとするのがモンスターペアレントです。このようなモンスターペアレントの特徴を見つけたら、やんわりと断ることが必要となってきます。

小学校

小学校になって子供の手がだんだん離れてくると、それと反比例するように子供の世話を焼きたがるモンスターペアレントも増えるようです。しかし、保育園のように「世話の内容」に関しての要求というよりも、給食費や教材費を払わない親が増えているのが特徴です。

自分は身なりをしっかりと整えており、経済的にも困窮していないと周りに話しているのに、「義務教育なんだから払わなくても育ててもらえるはず」と絶対にお金を学校に支払うことをしない親がいます。 また、先生の給与を調べて「ちゃんと給料分の仕事をしているか」と文句を言うモンスターペアレントも増えているようで、小学校になると保育園からずっとモンスターペアレントだった親が更にヒートアップしてしまうというのが今の小学校でのモンスターペアレントの特徴です。

中学校

これまで普通だった人が突然モンスターペアレント化するというのが中学校の特徴です。勉強がどんどん難しくなって来る時期、子供が勉強についていけないのではないかということを懸念してモンスターペアレント化してしまう様です。

例えば昼休憩や放課後も自分の子供に付きっ切りで勉強を見るように強要したり、朝起きれずに遅刻してしまうからモーニングコールをして起こしてほしいという呆れたことを言う親までいます。学校が家庭の延長線上で、一緒に躾をしてもらえると勘違いしているのが特徴です。 また、学芸会や文化祭でたくさんの子供たちと一緒に発表会ということになったりするときに「自分の子供だけ目立たせてほしい」と文句を言ったりするのも中学校のモンスターペアレントの特徴です。我が子が可愛く見えるというのはわかりますが、単なるクレーマーでしかありません。
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