京都人の性格の特徴は本当?陰湿・いけず・プライドが高い

性格・タイプ

京都人の特徴とよくある行動

二千年の古都

「京都」と言う言葉を聞いて、皆さんはどんなイメージをもたれるでしょうか。「古都」「二千年余りの都の文化」「新選組」「観光都市」、色々な京都の歴史的な特徴やイメージを思い浮かべておられる事でしょう。

京都には、独特の文化と特徴があり、昔も今もその文化が守られ継承されています。その文化を守っている京都人はどんな人達がいるのでしょうか。

「京都」の言葉の意味は?

「京都」のそもそもの言葉の意味は、漢字をばらばらにしても意味が一つだという事がわかります。つまり「京=みやこ」「都=みやこ」と、どちらをとっても同じ意味の漢字がつらなった言葉が地名として呼ばれています。京都は、みやこの中のみやこという意味が示されているのが特徴で、京都人の意気込みの源とも言えるでしょう。

明治天皇のお言葉を信じ続けて?

現在、我が国の首都は「東京」です。江戸時代までの首都の決め方は、歴代の天皇がその在位中に決めるものとされてきました。天皇が元の都(首都)から離れる際には「御布令」を出して、新しい場所を首都とするのが慣例だとされてきました。

ところが、明治天皇は京都を離れる際に「少しの期間だけ、東京に行く。」と言う意味のお言葉を残し「御布令」を出さずに京都を離れていかれました。当時の京都人は、いつ天皇が京都にお帰りになられるのかと待った人々もおられたそうです。この時から、京都人は天皇のお留守を守るという意識が生まれたのだと言われています。 現在の京都御苑を相変わらず「御所」と呼び親しみ、外交や観光の場として、また街中であっても緑多い場所は、京都人の憩いの場としても大切に利用されています。

四季折々を楽しむ京都人

今回は便宜上、京都の人々を総称して「京都人」と呼びます。京都人は、悠久の昔から四季折々の季節を楽しんできました。春は、梅や桜の季節で花見などを楽しみながらお茶会などが催されます。

4月は、祇園で「都をどり」をはじめとして「京おどり」「鴨川をどり」「北野をどり」など芸妓や舞妓が舞う花舞台が開催されるなど、京都ならではの特徴的な行事が繰り広げられています。 それでは、京都人はどんな風に四季折々の行事を日常生活に取り入れているのでしょうか。ほんの一部のご紹介となりますが、京都のお祭りを含めた年中行事をみながら、京都人のよくある行動を想像してみましょう。

京の四季(年中行事)

京都人の性格の特徴は本当?陰湿・いけず・プライドが高い

四季の前半

1月の行事

・3日:かるた始め(八坂神社) ・4日:蹴鞠はじめ(下鴨神社) ・10日:十日えびす大祭「初えびす」(恵比寿神社) ・21日:初弘法(東寺) ・25日:初天神(北野天満宮)など。

2月の行事

・2~4日:節分祭(吉田神社) ・2月の初午の日に初午大祭(伏見稲荷大社) ・2月初午の前後に大根だき法要(三千院) ・3日:山伏追難式(聖護院) ・8日:針供養(法輪寺) ・11日:七草粥(城南宮) ・23日:五大力尊仁王会(醍醐寺) ・25日:梅花祭(北野天満宮、吉祥院天満宮)など。

3月の行事

・3日:流しびな(下鴨神社) ・3月中旬京都マラソン ・21日:和泉式部忌(誠心院) ・27~28日:利休忌(大徳寺)など。

4月の行事

京都人の性格の特徴は本当?陰湿・いけず・プライドが高い

・4月の5日間は春季一般公開(京都御苑) ・1日~15日:観桜茶会(平安神宮) ・4月第2日曜日は賀茂曲水宴(上鴨神社)、29日曲水の宴(城南宮) ・4月29日~5月5日:壬生大念仏狂言(壬生寺)など。

5月の行事

・5月1日~9月30日(鴨川右岸,二条~五条間) ・1日~4日:えんま堂大念仏狂言(引接寺千本閻魔堂) ・15日:葵祭(上賀茂神社・下鴨神社)など。

6月の行事

・1~2日:京都薪能(平安神宮) ・1日:貴船祭(貴船神社) ・6月2日に近い土日は信長まつり(本能寺) ・10日は田植祭(伏見稲荷大社) ・15日:青葉祭(智積院)など。

四季の後半

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7月の行事

・1日~31日:祇園祭(八坂神社と各山鉾町内) ・7日:貴船の水まつり(貴船神社) ・7日:七夕祭(地主神社) ・7月第三日曜日は御田祭(松尾大社) ・7月土用の丑の日は御手洗祭(下鴨神社) ・17日:祇園祭前祭山鉾巡行(八坂神社と各山鉾町内) ・18日~20日は陶器まつり(清水焼団地) ・24日:祇園祭後祭山鉾巡行(八坂神社と各山鉾町内) ・25日:かぼちゃ供養(安楽寺) ・31日:千日詣り(愛宕神社)など。

8月の行事

・4日例大祭(北野天満宮) ・7日~10日:陶器まつり(五条坂一帯) ・8日~10日と16日は万灯会(六波羅蜜寺) ・16日:送り鐘(矢田寺) ・16日は五山(右大文字、左大文字、船形、妙法、鳥居)の送り火 ・8月の最終日曜日は、嵯峨天皇祭(梅宮大社)など。

9月の行事

・1日交通安全祈願祭(伏見稲荷大社) ・9月第一日曜日は八朔祭(松尾大社) ・15日:義経祭(鞍馬寺) ・15日:勅祭石清水祭(石清水八幡宮) ・18日~19日:豊臣秀吉命日(豊国神社) ・9月第三土日は梨木神社 ・9月第四月曜は櫛祭(安井金毘羅宮) ・9月最終日曜は煎茶献茶祭(平安神宮)など。

10月の行事

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・1日~5日:ずいき祭(北野天満宮) ・1日~6日:温習会(祇園甲部歌舞練場) ・9日:例大祭(今宮神社) ・10月体育の日の三連休は壬生大念仏狂言(壬生寺) ・14日:人形供養祭(宝観寺) ・19日~21日:二十日えびす(恵比須神社) ・22日:時代祭(京都御苑・平安神宮) ・28日~11月28日:もみじ祭(三千院) ・10月下旬は、神楽岡社神幸祭(吉田神社)など。

11月の行事

・1日~10日:祇園をどり(祇園東歌舞練場) ・1日:亥子祭(護王神社) ・13日:うるし祭(法輪寺) ・22日:聖徳太子御火焚祭(広隆寺) ・11月30日~12月26日:顔見世興行(南座)など。

12月の行事

京都人の性格の特徴は本当?陰湿・いけず・プライドが高い

・1日:献茶祭(北野天満宮) ・1日:しまい大国祭(地主神社) ・7~8日:大根焚き(大報恩寺、千本釈迦堂) ・8日:針供養(法輪寺) ・12月上旬:鯉揚げ(広沢池) ・12日:漢字の日(清水寺) ・21日:終い弘法(東寺) ・25日:終い天神(北野天満宮) ・31日:をけら詣(八坂神社)など。

京都人が使わない言葉

京都人には「上京」という言葉は存在しない

京都人の特徴として「上京する」という言葉をつかいません。「上京する」とは、東京(みやこ)に行くというのが一般的な意味です。ところが、京都人にとっては東京は現在の行政上の首都であっても「みやこ」ではありません。京都人にとっては「みやこ=京都」と認識しているので、自然と「上京する」と言う言葉は存在しない、もしくは死語になっているのが特徴です。

「県人会」がない?

近畿地方は、2府4県(京都府、大阪府、滋賀県、奈良県、兵庫県、和歌山県)で構成されています。京都府と大阪府は「府」ですので「県人会」という会はありません。京都人は東京で暮らす事になっても「○○県人会」に似た、京都人同士の交流会を特に設ける事はしないのが特徴です。

京都人の性格の特徴

京都人の性格は陰湿なのか

京都の町家を見ると、京都の住居は「ウナギの寝床」と言われる建て方が多いのが特徴です。これは、豊臣秀吉の時代の住居の「税」の考えに由来する事が多いとされています。この町家の住居の特徴としては、住居の間口が比較的狭いため、台所(おくどはん)、トイレ(厠)、お風呂などの火や水を使う場所は家の奥に設置されています。

昔は炊飯器もなく燃料はガスや電気もないので、薪や炭で火をおこしていました。もちろん、トイレも水洗ではありません。そのため、他家への訪問の心得として「食事の時間帯には訪問しない」「よその家に行く時は、自宅でトイレなどの用事をすませておく。」というのが常識とされていました。 昔の生活は大変で火がすぐ点く事もなく、ご飯も保温状態の炊飯器もありません。もし仮に他人がトイレを借りたいと申し出たなら「ウナギの寝床」住居の町家では、家人の生活が丸見えの上に料理の最中なら作業を一時止めなければなりません。これらの常識を知らなかった人は陰湿な雰囲気を感じたかもしれません。
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