モンスターペアレントの特徴と特徴別対応の仕方・解決策
高校
高校になってくるとどの親も重要視するのが大学への「推薦」や社会への就職に関することです。理不尽な要求を訴えて教師だけではなく、校長や教育委員会にまで訴える親が登場します。
モンスターペアレントに対しては毅然とした態度で対応し、理不尽な要求は決して受け入れてはいけません。一つ要求を受け入れてしまえば、どんどん加速して取り返しがつかなくなってしまうのもモンスターペアレント問題の特徴です。 また、高校は義務教育ではないため、余りに高校や社会のルールから逸脱する要求をするようなら休学や退学という措置も存在します。その時に文句は言われるでしょうが、第三者を交えて絶対に一人で抱え込まないようにすることが大切です。運動会
運動会はどの学年でも一番問題になり、モンスターペアレントが発生しやすい行事です。例えば、運動会の親のブルーシートを占領するために朝4時や前の日から校門の前に並んだり、朝早くから並んでいるのだから開門も5時からにしろ等と理不尽な要求をするモンスターペアレントが増えています。
また、運動会にある競技のの中で怪我をしてしまった生徒が(全国の学校で一人でも居た場合)中止にしろと学校に抗議する親が多いのも特徴です。 騎馬戦や無理な組体操等、昔から続いてきたものの危険度が高い物はまだ言い分はわかります。しかし、そのようなモンスターペアレントの特徴は「玉入れ」や「パン食い競争」などと言った精々こける程度の危険度の競技にまで抗議を入れることです。これでは運動会で何もできなくなってしまいます。最近の運動会は順番を付けない?
また、このようにモンスターペアレントからの抗議が増えてきたこともあり、運動会では全国的に徒競走であっても順位を付けないようになってきているのが最近の運動会の特徴です。「うちの子が最下位なのはかわいそう」「うちの子を一番にしてほしい」などと言った親からのクレームが増えている事と関係しています。
クレーマーが増えてしまい、何度も学校側も運動会を開くことは出来ない上に、普通の競技を減らすことが出来ないという背景があります。ここまで気を使いながら学校の行事を行う先生が可哀想です。モンスターペアレントの特徴別対応の仕方・解決策
事例その1
モンスターペアレントには様々な特徴があります。
まずは両親が自分が一番偉いと思っている時の事例をご紹介します。保育園にモンスターペアレントから、「朝、車の中で子供がウンチをしてしまったけれど、保育園がおむつを替えてくれますよね」というクレームがありました。 これにはさすがに保育士さんが自分で替えてくれと頼むものの、「そのせいで自分が会社に遅刻したら責任を取ってくれるのか」と逆ギレしたのです。勿論保育士さんは子供の面倒を見てくれるのですが、親も勿論最低限のルールは守らなければなりません。 それにおむつを変える時間なんて微々たるものです。それくらい前もって予測して早く出ることは出来なかったんでしょうか。