長野県民の特徴と県民性｜性格/あるある/相性が合う人

長野県の代表的な民謡といえば「木曽節」です。この民謡は木曽地方の盆踊りの歌として歌い継がれています。長野県に民謡は多くありましたが、長野県出身の「中山晋平」の新民謡が歌われるようになり、過去の民謡の大部分が失われたと言われています。長野県の民謡は、結婚式などで歌われる祝い唄や草刈りなどの作業歌として歌われてきました。

長野県民が嫌いな人の特徴は、知ったかぶりして偉そうに話をする人があげられるでしょう。人見知りですぐに心を開けない県民性がありますので、心を開く前に偉そうに話を始められると「なんか気に入らない」と思われる可能性があります。

他には議論好きと言われる特徴があげられることが多い長野県民ですが、理路整然と話をするのが好きなので、自分が話をしている途中で話の腰を折られるとカチンと来る人が多いのではないでしょうか。これは、相手の話に納得がいかなければ自分は相手の話に口を挟むのに、相手に同じ事をされるのは好きじゃないというわがままな一面でもあります。

長野県民は相手の性格がわからないとなかなか心を開かないという特徴がありますが、それは相手を知って深く付き合いたいと思う裏返しでもあります。そのため相手が素直に向き合ってくれると家族以上に相手のために何かをしてあげたいと思う熱さも持っています。困っていると言われると自分のことのように親身になって行動してくれるのです。

自分を飾らずに付き合い、困ったときは素直に相手を頼れる人は長野県民と相性がいいのではないでしょうか。相手に気をつかって自分からどんどんしゃべるという部分が少ないので、とっつきにくいという印象を持つ方も多いかと思いますが、信頼されていることがわかると、とことん親身になってくれる優しい人が多いのが長野県民の特徴なのです。

長野県は大きく3つの地域に分けられています。東北や新潟に近い地域は「北信」、真ん中のあたりが「東信」、静岡や愛知に近い地域が「南信」と呼ばれています。長野県の特徴でもありますが、長野県は東西に長く広いので県民性や特徴は地域により若干異なっています。面積が広い分、天気や気候も北と南ではまったく異なります。

それぞれの地域の隣接している県や天候などがまったく異なるので、地域によって県民性や特徴が違うということがあるのではないかと考えられます。

出典: 絶景の紅葉が見られる北アルプス涸沢カール｜ぱくたそフリー写真素材

長野県は、周りを高い山に囲まれています。海もないため交通の便が発達していなかった頃はなかなか外部の文化が入りづらかったのでしょう。そのため、外に出ることもなく同じ県内の人同志の結びつきが強くなっていったと考えられます。現在では若い人達は学校や就職で外に出ることが多くなりましたが、昔はそれも少なかったため地域の結びつきが強く、外から来る人にとっては居心地の悪さだけが目立ってしまったように感じます。

過疎化が進み、高齢者の多い地域はなおさらそういった傾向があるように感じますが、自分から相手の懐への入り方がわからないだけという人も多いのです。長野県に移住することになったら自分からぜひ積極的に話しかけて頼ってみてください。