フィーダーの太らせる心理と逃げ方・対処法・ゲイナーとの違い
フィーダーの太らせることからの逃げ方と対処法
パートナーがフィーダーかも?と感じたら早い段階で自分の意志をはっきり伝えることが大事です。経済的な理由や健康が心配なので必要以上に太らせるのはやめてほしいと明確に意思表示して下さい。聞き入れてくれない時は、健康状態が悪いと少し嘘をつくのもやむなしです。できれば別れるのも覚悟の上で立ち向かって下さい。。
自分1人では立ち向かえない場合は、親や兄弟や親せきなど力になってくれる人がいれば相談して下さい。誰もいない場合は、市町村の福祉事務所、弁護士や民間の相談センター、マリッジカウンセラーなどに相談することをおすすめします。 DVの相談窓口に相談するのもいいアドバイスをもらえることが期待できます。太らせるというのは暴力ではありませんが、DVは暴力だけではなく経済的に負担をかける、嫌なこと(太らせる)を強制的にやらせる、なども範疇に入ります。フェティシズムとは?
「フェティシズム」とは、心理学では人の身体のある部分や動物や物などに性的に強く魅力を感じるということをいいます。極端な場合は変態性欲や性的倒錯になります。精神医学では深いこだわりを指す言葉です。「人が食べているところを見るのが好き」、「人が太っていくのを見るのが好き」、「人を太らせるのが好き」、に異常な喜びや興奮を覚えるのもフェティシズムです。
サディズムとは?
「サディズム」とは、「加虐性欲」ともいいます。人や動物の身体に痛みを与えたり、精神的に侮辱を与えたりすることで性的快感を得ます。またそのような妄想をすることで性的な興奮を得る性的嗜好をいいます。
人を太らせるという行動もサディズムでしょうか?正確には性的興奮を伴わない場合はサディズムではないです。しかし人に残酷なことをして喜ぶ人は性格的サディストといえます。問題はフィーダーが太らせることを残酷だと感じているかどうかです。感じていればサディズムです。マゾヒズムとは?
「マゾヒズム」とは、「被虐性欲」ともいいます。肉体的に痛みや苦痛を与えられたり、精神的に辱められたり屈辱を与えられたりすることで性的快感を得たり、そのような光景を妄想することで性的興奮を得ることをいいます。
小説でのフェティシズム
フェティシズム・サディズム・マゾヒズムはフィーダーとは違いますが、嗜好が特殊なところが共通しています。そして、いずれも極端な場合は精神疾患と診断されるところも共通しています。
サドという名前の作家
フランスの貴族で作家のマルキド・サドは、サディズムという言葉の語源にもなりました。暴力的な描写で性的な虐待の様子を書いています。代表作は「ジュスチーヌ」です。
谷崎潤一郎の世界
谷崎潤一郎の小説の中には、マゾヒズムやフェティシズムのことを書いた作品が多くあります。・「痴人の愛」・「卍」・「鍵」・「瘋癲(ふうてん)老人日記」などがあります。サディズムにおいての虐待者と非虐待者の関係性や心理状態などが深く書かれています。
江戸川乱歩のエログロ
江戸川乱歩の作品の中にもサディズムを書いたものがあります。作風である「エロ・グロ・猟奇・残虐」という言葉がまさにサディズムです。
全てはバランスが大切です
フィーダーとゲイナーに限らずどんなことにもバランスが大切です。人それぞれ趣味・嗜好があります。それが極端になると病気になります。そうなると本人だけではなくそばにいる人にも苦痛を与えます。
お酒が好きな人とアルコール中毒の人は違いますが、線引きが難しいです。フィーダーとゲイナーも病的なものと、食べるのが好きな奥さんとそんな奥さんのことが好きな旦那さんというだけという可能性もあります。第三者の目にはあまり苦痛が伝わってこないこともあります。 フィーダーとゲイナーにならないためには、常に広い視野で世の中を見ることを心がけて、一般常識を頭に入れておくということが大事です。そして自分はバランスがおかしくないか判断ができる状態にしておくことです。影響を与えたり与えられたりは必ずしも悪いことでなないですが、人をコントロールしようとするのはいけないことです。自分の好みに太らせようとするのも同じことです。