【相手別】ハグで解消されるストレスの割合・関する論文

カーネギーメロン大学の心理学者、バージニア大学健康科学センターの小児科、ピッツバーグ大学の耳鼻咽喉科による専門家チームで研究がなされました。

ハグの回数が多いほど風邪をひきにくく、もし風邪をひいても軽度であると分かりました。ハグでストレスが緩和され、免疫力の低下を防いだことが理由とされています。30秒のハグでストレスが3分の1になるとも判明しました。 ストレスが増えると免疫力が低下し、病気にかかりやすいと言われています。ハグでストレスを緩和することで免疫力が低下せずに済み、風邪の発症を防ぐことができたと考えられます。

ウイーン医科大学では、親しい人のハグによる研究結果が発表されています。親しい人にハグをされた人は、オキシトシンが分泌され、ストレスを軽減する、血圧を下げる、記憶力を高めるなどの効果があったと確認しています。

ハグをする相手は恋人、友人、家族などさまざまです。相手が違ってもストレスが解消されるのか、相手別に見てみましょう。

ハグは恋人同士や配偶者とするイメージがありますが、同性同士のハグでもストレスを解消する効果があると言われています。

女性同士であれば、友達と抵抗なくハグできるという方も少なくありません。久しぶりに再開した友達と待ち合わせ場所でハグしたり、結婚式や同窓会でハグする光景を目にすることもあるでしょう。 男性同士でもスポーツ観戦で盛り上がったり、お酒を飲んだりするとハグする機会があります。あいさつ程度に少しハグをするのも良いでしょう。

カップルでのハグは愛情を表現したり、スキンシップとしても大事な行為です。言葉で表さなくても、ハグだけで不安な気持ちや感謝を伝えることもできます。ハグによって体を触れ合うことで、コミュニケーションにも繋がります。

ハグでストレスを解消したり安心感を得ることで、浮気を防止する効果もあるとされています。ハグが多いほどストレスが解消されると言われてますし、恋人がいる人はハグを日常的に行なうのがおすすめです。

家族間、特に母親と子供とのハグには大きな効果があると言われています。母親が子供に触れると子供は精神的に安定し、リラックスできます。

母親からボディタッチが多かった子供は、問題行動が少なく、情緒が安定しているということが分かりました。子供のストレスを減らし、ストレスにも強くなります。