クレーマーの心理
まず、皆さんクレーマーと聞くと難癖をつけて店に金品を要求するようなイメージが強くありませんか。しかし「クレーマー」自体は決して悪いわけではありません。そもそもクレーマーとは、購入した商品や販売した会社などに対してクレームを伝える人のことを指します。
もしあなたが購入した商品に不具合があった場合、当然交換や返品を要求しませんか。この行為も販売した側にクレームを入れています。しかし購入した側の当然の権利を主張するわけですから、決して悪い行為ではないのです。 販売側にしても、商品の不具合を伝えるクレーマーは貴重な存在でもあります。わざわざ具体的な不具合の内容を伝えてくれるわけですから、今後の商品開発の上でもとても大切な存在です。またいち早く問題点を伝えてくれることで、迅速に不具合商品の回収をできる場合もありますし、クレームに該当するものが食品など口に入れるものでしたら2次被害を未然に防ぐことにもつながります。そのためとてもあがたい行為です。悪徳クレーマーの心理
しかし世の中には「悪徳クレーマー」も存在します。この悪徳クレーマーは本当は商品は購入していない、もしくは商品には何も問題がなかったのに、難癖をつけて金品を要求するなどの不正な行為を行う人を指します。
またこの悪徳クレーマーの目的は金品意外にも、嫌がらせをしたい心理、ストレスの解消をしたい心理、相手の困る姿を見て満足する心理などいろいろな心理があります。 また当初は不具合による正当なクレームだった場合も、脅迫に値する言葉遣いだったり、威嚇した態度であったりした場合はそこで被害者側から加害者側に一変して悪徳クレーマーになってしまいます。 このように一言にクレーマーといっても色々なパターンがあります。それではもう少し具体的に「クレーマー」の心理を探ってみましょう。クレーマー女性の心理
クレーマー女性の心理はどのようなものでしょうか。
まず感情で話をする傾向があります。正当なクレーマーの場合も「こんな不具合のものを購入させられて本当に不愉快な思いをさせられた」という心理が働きます。一番伝えたいことは「不愉快」な思いをさせられたという感情といった場合も多くなります。 多くの場合に「私は悪くない。悪いのはそっち。」という自分は正しいことをしているという心理が働きます。そのため「私クレーマーじゃないから」、「クレーマー扱いしないで」などの言動は目立ちます。正当なクレームであってもクレーマーには違いありません。 そのためクレームを受けた側が過度に委縮してしまうと「私が脅してるみたいじゃない!」という心理が働いて、かえってエスカレートさせてしまう可能性があります。クレーマー男性の心理
クレーマー男性の場合、理論でねじ伏せようとするパターンがあります。
この場合口調はいたって冷静で初めから本題には入らず質問から始まるケースがあります。ここでのクレーマーの心理は何か間違った回答をしたときはそこをついてやろうという心理が働いています。 例えば「この商品は〇〇で間違いないですよね」などの質問から入った場合、受け側が安易に間違いないと答えてしまえば後々そこをせめて「〇〇で先ほど間違いないと言いましたよね」と始まってしまいます。 このようなクレーマーの場合はそこそこ知識を踏まえていて質問をしてくるケースも多いので正確に答えられない質問に対しては即答はせずに、確認をとってから回答しなければいけません。隣人クレーマーの心理
隣人にクレームをつける心理はどのようなものでしょうか。
まず自分に少しでも害を及ぼす人はすべて悪という心理が働きます。そのため些細な音でも騒音、少しでも敷地に植木が入り込めば侵害などととらえてクレーマー行為に及びます。 また被害妄想的な心理が強く働く場合もクレーマーとなります。まったく違う内容の井戸端会議は自分の悪口を言っていると解釈する心理、外に立っているだけで家を除かれているという心理が働きます。