モラ母の特徴・対策・対処方法・モラ母かチェックする診断項目

人間関係
親離れしたいと思っていても、同居しているなど物理的に親の干渉を受ける環境にあればなかなか自立できません。可能であれば、一人暮らしするなど物理的に距離をおきましょう。物理的に離れることで、モラ母は子ども以外にも目を向け、ほかのことに拠り所を見出すかもしれません。 ここまで述べてきたきたように母親と精神的にも物理的にも距離を取り、関わる時間を減らすことで少しずつ親の支配から解放されるでしょう。

モラ母診断チェックリスト

モラ母の特徴・対策・対処方法・モラ母かチェックする診断項目

母親との関係に悩んでいる場合、モラ母かどうかを診断するチェック項目をリストアップしました。以下の指標をチェックしてみてください。

・親が過干渉だった(自分が考えるよりも先に、手出し口出しをする) ・親が過保護で、いつもわがままを許されていた ・親の期待が大きく常にプレッシャーを感じていた ・親からの暴力、虐待があった(身体的、精神的、性的) ・親が自分の責任を果たせずに親子の立場が逆点してしまっていた ・親はいつでも自分の都合を優先させていた ・親の言うことがすべて正しいとされ、間違いや失敗は許されなかった ・親の精神が不安定であることが多かった ・兄弟や、身近な同年代の子と比べられることが多かった ・親に否定的なことを言われ続けていた ・両親の仲が悪かった。または暴力があった ・家族間の会話が少なく、笑顔も少なかった ・家の中に問題があったり、気がかりなことや心配なことがあった ・条件付きでしか愛されなかった

チェックリストの中で該当する項目が多いほどモラ母の可能性が高いといえます。ですが、たとえチェック項目が一つであっても、その一つが心を大きく占め苦しい思いをしているのであれば、その人にとってはモラ母となってしまいます。

モラ母の治療法はあるの?

モラ母の特徴・対策・対処方法・モラ母かチェックする診断項目

モラ母の特徴と対処法について紹介してきましたが、では、当のモラ母自身を治療する方法はないのでしょうか。

モラハラを治療するためには、まず本人がその特徴を知りモラハラをしていることに気づくことが重要です。モラハラをする人自体が、病気であることに気づかない限り治療することは困難です。話し合うなり手紙を書くなり、自分の気持ちを正直に伝え、母親に自覚させたた上で精神科や心療内科を受診しましょう。 しかし、中には断固として認めないモラ母がいます。そうであれば、子ども自身が精神的なダメージを受け続けるので、先述した対処法で乗り越えましょう。
タイトルとURLをコピーしました