イルカと地震の関係|打ち上げられるのか/予知できるのか
ペルーの海岸で400頭ものイルカが打ち上げられる
2014年にチリのイキケで発生した大地震はマグニチュード8.2という大きさでしたが、こちらは地震発生の約3ヵ月前に隣のペルー各地でトータル400頭のイルカの死骸が見つかっています。
イルカが打ち上げられていたらどうすればいい?
もし、海岸を歩いていて打ち上げられているイルカを発見したら、どうしたらいいのか焦ってしまう人が多いでしょう。打ち上げられているイルカを発見したときは、まず警察か市役所に連絡してください。警察や市役所から専門の所に連絡がいき、専門家がきてくれます。
専門家が来るまでにやっておくこと
警察や専門家が来るまでの間に、可能であれば濡らしたタオルなどをかけて、体が乾かないよう海水や水をかけてあげたり、直射日光が当たらないよう日陰を作るなどしてください。何人かいる場合、可能であれば背びれが上になるように体を動かしてあげるとよいです。
イルカに対しやってはいけないこと
打ち上げられているイルカに対し、やってはいけないことがあります。イルカの肌はとても敏感なので、指輪やブレスレットなどの貴金属を身に着けている状態で触ると、傷つけてしまう可能性があるためイルカに触るときは貴金属は外します。また尾びれに近づくと小さいイルカでもものすごい力があるので、叩かれて怪我をしてしまいます。
イルカの頭の上にある呼吸穴に水を入れたり、ふさいだりすることもやってはいけませんし、頭やヒレを押したり引っ張るのも厳禁です。そして何より必要以上に触れないことです。自然下で生きているイルカは人に触れられることに慣れておらず、ストレスを感じてしまいます。イルカの集団座礁があっても地震が来るとは限らない
イルカと地震の関係について、またイルカの集団座礁事件も紹介しました。イルカが集団座礁した後に大きな地震が来るのは、単なる偶然の可能性が高いです。実際にイルカの集団座礁が起きても、何もないことが多く、イルカの集団座礁の原因に関しては所説ありいまだ解明されていません。
イルカの集団座礁があったから巨大地震が来ると怖がる必要はありませんが、地震のような自然災害はいつ来るかわからないものなので、いざという時のために日頃から準備しておくことが大切です。