24時間テレビが好きな人と嫌いな人の違い・理由|ドラマ
これは2014年に亡くなったのステラ・ヤング氏が「障害者の存在が、メディアなどによって感動的に演出され、非障害者の消費の対象になっている」点を批判した造語です。
24時間テレビは典型的な「感動ポルノ」で、障害者がどこまで挑戦したいか分からないことに挑戦させて感動の物語を演出しています。いきすぎた演出を嫌いな人が増えています。感動ポルノ」が意味することを真摯に受け止める時ではないでしょうか。
芸能人など
24時間テレビには、巨額のギャラが発生する点が嫌いという人も多いでしょう。過去にビートたけし氏は、ぜったいにあんな偽善番組には出ないと語ったそうです。また明石家さんま氏も出演の打診があり、「ノーギャラなら出る」と答えた際、出演拒否扱いにされたと発言しています。出演者も24時間テレビの体質を嫌いな人が多そうです。
海外では、チャリティーといったら、当然、どんな有名人でもノーギャラなのですが、24時間テレビはかなり払っています。週刊誌情報で、ジャニーズが一人1000万円、司会の羽鳥慎一氏は500万円、カラオケメンバーは200万円、マラソンランナーが約1000万とのことです。 下手にチャリティー番組と謡うために批判されるので、いっそ企画番組とした方がよいのではないでしょうか。視聴者の目も肥えてきているので、このままの体制では、嫌いな人を増やすだけで、24時間テレビの存続は難しいでしょう。24時間テレビのマラソン企画
24時間マラソンの意義は「番組を作るには、最後のゴールに向かって皆が共感できるものが何かあった方が良い」という発案からでした。しかしその後、演出が強引でマラソンが嫌いだから見ないという人も出てきます。
毎年24時間テレビでは、必ずエンディングのタイミングでゴールするので、嫌いというだけでなくヤラセではないかと疑ういう意見もあります。 しかし24時間で100キロ前後を走るのは大変と考える人もいますが、実際は歩いてもゴールできる距離です。1時間に4キロくらいなら1キロを15分ぐらいで歩く計算になります。急ぐよりもエンディングに合わせて、むしろ遅く走ってほしいのが本音だそうです。 ランナーには告知せず、休憩時間を多くとったり、中盤から疲労困憊の状態にするため、中継車の速度上げ下げしてわざと疲れさせるのだといいいます。そこまでしてして共有する感動に疑問を持つ人が多くなっているのでしょう。24時間テレビのドラマが嫌いな人の理由
24時間テレビでは、マラソンと2大目玉として毎年制作される「ドラマ」ですが、こちらも賛否あります。
ジャニーズ
ジャニーズのタレントが、ここ12年連続で、ドラマの主演をしています。ジャニーズは見た目はもちろん演技も巧い人が多いので、感動的ではあるのですが、リアリティに欠けるところが嫌いという人もいます。ジャニーズとの親和性の高さも嬉しいファンもいれば嫌いという人もいます。
24時間テレビのどドラマに共通しているのが、主人公が何かしらの障害や難病を患っているということです。やはり何かが足りない人が成し遂げる、乗り越えるという政策意図を強く感じます。安易な発想が嫌いな人も多いでしょう。 2017年の24時間テレビはは趣向を変え、ジャニーズの亀梨和也氏が「阿久悠物語」に出演しています。障害や病気という路線から少し趣向を変えてました。視聴率には変化はなかったそうです。