女性専用車両は差別?|時間帯や法律・女性専用車両の効果

社会問題

女性専用車両の時間帯はいつ?

女性にとっては安心して電車移動が出来る区間であり、男性にとっては間違って乗ってしまうと大変なことにもなりかねない女性専用車両ですが、1日中実施されているのでしょうか。

女性専用車両を導入している代表的な鉄道会社の女性専用車両が実施されている時間帯をご紹介しますので一緒に見てみましょう。

JR東日本

埼京線・川越線 ・川越~大崎 平日7:30~9:40 10号車 ・大崎~川越 平日20:00~終電 10号車

中央線・青梅線・五日市線 ・大月~東京 平日7:30~9:30 1号車 ・青梅~東京 平日7:30~9:30 1号車 ・武蔵五日市~東京 平日7:30~9:30 1号車

常盤線各駅停車 ・取手~綾瀬 平日7:10~9:30 1号車

総武線各駅停車 ・千葉~御茶ノ水 平日7:20~9:20 10号車

京浜東北線・根岸線 ・大宮~東京 平日7:30~9:30 3号車 ・大船~品川 平日7:30~9:30 3号車

東京メトロ

日比谷線 ・全区間(北千住~中目黒) 平日7:30~9:00 1号車

東西線 ・西船橋~大手町 平日6:57~9:00 1号車

千代田線 ・全区間(綾瀬~代々木上原) 平日7:10~9:30 1号車

有楽町線 ・全区間(和光市・小竹向原~新木場) 平日 始発~9:30 1号車

半蔵門線 ・全区間(押上~渋谷) 平日 始発~9:30

副都心線 ・和光市・小竹向原~渋谷 平日 始発~9:30 1号車 ・渋谷~池袋 平日 始発~9:30 1号車

西武鉄道

池袋線・西武有楽町線 ・飯能~池袋 平日7:20~9:30 最後部車両 ・飯能~小竹向原 平日 始発~9:30 最後部車両

新宿線 ・本川越~西武新宿 平日7:20~9:30 最前部車両 ・拝島~西武新宿 平日7:20~9:30 最前部車両

東武鉄道

東武東上線 ・平日 7:30~9:30

有楽町線 副都心線 東急東横線 みなとみらい線 ・平日 始発~9:30

JR西日本

大阪環状線・JRゆめ咲線 ・全線 毎日(土曜・休日含む)始発~終電

学研都市線 ・京橋~木津 毎日(土曜・休日含む)始発~終電

JR京都線 ・野洲~京都~大阪 毎日(土曜・休日含む)始発~終電

JR神戸線 ・大阪~加古川 毎日(土曜・休日含む)始発~終電

JR宝塚線 ・篠山口~尼崎 毎日(土曜・休日含む)始発~終電

JR東西線 ・尼崎~京橋 毎日(土曜・休日含む)始発~終電

おおさか東線 ・放出~久宝寺 毎日(土曜・休日含む)始発~終電

女性専用車両に関しての法律はあるの?

女性専用車両は差別?|時間帯や法律・女性専用車両の効果

女性専用車両は、公共交通機関において、原則女性しか乗れないようになっている車両です。

最近では、女性専用車両の導入から長い期間が経過し、広く浸透しているせいか、女性専用車両を利用する女性の中には、女性専用車両に乗り込んでくる男性に対して、あからさまに嫌悪感を抱く女性も多いです。中には、女性専用車両に乗り込んできた男性を引き摺り下ろして欲しいという過激な意見もあります。 しかし、女性専用車両に男性が乗車することは法律的に禁止されているのでしょうか。 答えは、女性専用車両は、男性の乗車を法律的には禁止していません。女性専用車両は、あくまでも、男性達の善意で乗車しないようにしてくれているからこそ、成り立っている車両です。なので、女性専用車両というよりは、女性優先車両と言った方が良いかもしれません。

女性専用車両導入で効果はあったの?

女性専用車両は差別?|時間帯や法律・女性専用車両の効果

女性を痴漢の被害から守るために導入された女性専用車両ですが、公共交通機関各社において導入後、導入前より痴漢被害は減ったのでしょうか。女性専用車両が痴漢被害に対して効果があるのか、効果がないのかは、気になるところではないでしょうか。

実は、女性専用車両を導入している公共交通機関各社において、女性専用車両導入前と女性専用車両導入後の痴漢被害増減の比較データを公表している会社はないのです。 ここまで公共交通機関各社が揃ってデータを隠すということは、もしかすると効果がない、むしろ増えているのではないかと勘ぐりたくなってしまいませんか。このような状況ながらも、各公共交通機関が女性専用車両を続ける理由は、痴漢被害を防ぐ他の方法が見つからないからではないでしょうか。それだけ痴漢という犯罪は、悪質で陰湿で卑劣なのです。

女性専用ではなく女性優先ぐらいの気持ちで利用してみては?

ここまで、女性専用車両について色々とご紹介してきましたが、いかがでしたか。女性専用車両に間違って乗ってしまった男性の苦悩などは、なかなか知ることがないので、違った目線から女性専用車両について知ることができたのではないでしょうか。

このように、女性専用車両で苦労しているのは、車両内での女性同士の争いに巻き込まれる女性だけではなく、乗車を遠慮してくれている男性側も同じです。なので、女性専用車両を利用する際に、女性専用と男性の乗車を拒絶するのではなく、男性が善意で乗車を遠慮してくれていることを思い出して、今より少し温かい目で見てあげてはいかがでしょう。 女性専用ではなく、女性優先車両ぐらいの気持ちで女性側が利用すれば、今よりもっと気持ちよく女性専用車両という制度が運用できるのではないでしょうか。
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