詐欺の手口一覧|メルカリ/line/ヤフオク/メール/電話

社会問題

ヤフオクで詐欺に遭ったら

Yahoo!は、こういった取引のトラブルには一切関与しません。しかし警察に詐欺罪で被害届を出し、内容証明を送付する事が条件で「未着・未入金トラブルお見舞い制度」があります。

ところが商品が届かないトラブルは詐欺罪ではなく「債務不履行」となり、刑事事件ではありません。民事訴訟で戦う事になります。 またこういった詐欺の場合、登録してある住所がデタラメという可能性があります。ヤフオクに入札する時は、出品者の「評価」ではなく「登録情報」に注意しましょう。

メルカリ

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メルカリはスマホのフリマアプリです。こちらも誰でも簡単に出品できるので、利用者も多いです。利用者が多いという事は、それだけ色んな人がいるので、詐欺師も多いです。

一番多い手口は「先に評価してください」と言われる事です。メルカリは購入代金は一旦メルカリに預けられ、商品が届いた購入者が評価して、出金できるようになるというシステムです。 評価する前ならば、商品が届かなくてもメルカリの運営が対応してくれます。しかし評価してしまうと取引が終了したとされてしまい、運営は手出しできません。またメルカリのシステムでは、出品者が発送通知を出して何も取引メッセージをしないまま72時間経過すると、取引終了扱いになります。 「子供が病気」というような同情を誘う文面が特徴ですが、きちんとルールに乗っ取った取引を心がけましょう。

LINE乗っ取り

LINEは日本では現在主流と言って良いほどの、便利な通信手段です。しかし、LINEのアカウントに不正アクセスし、アカウントの友人に対して詐欺を働く手口が、2014年に流行しました。

友達に対して「手伝って欲しい」と持ち掛け、プリペイドカードを購入させて、カードの番号を送らせるという事例がありました。LINE側も対策を強化し、2014年には詐欺組織が逮捕され収束しました。

SNSを使った詐欺

若者を中心に横行しているのが、SNSを使った詐欺です。LINEの乗っ取り詐欺と同様に、プリペイドカードの写真を送らせたり、グッズなどの譲渡や交換でのトラブルが相次いでいます。SNSで知り合って恋人関係となった相手と会って、高価なものを購入させるといった手口もあります。

また、芸能人やそのマネージャーを名乗る人物から「悩みがある」と相談されて出会い系サイトに誘導するパターンもあります。 SNSは顔も知らない人と友達になれる事が魅力の1つですが、上手い話には裏がある事を覚えておきましょう。

マイナンバー

2015年にマイナンバー制度が施行されました。それに伴い、人々がまだマイナンバーカードに不慣れな点を突いた詐欺が流行しました。

マイナンバーの手続きや、登録抹消料として振り込ませたりするパターンが主流です。マイナンバー制度で貯金額がばれてしまうから、隠し口座を作らないかと持ち込むパターンもあります。 マイナンバーに限らず、新しい制度や大きなイベントがある時は注意が必要です。2020年に東京オリンピックを控えた現在はオリンピック関連の詐欺が横行しています。こういった新しい制度やイベント関連の電話は、全て詐欺と考えて良いでしょう。

詐欺に遭わないために

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詐欺に遭ってしまう人は、「自分は絶対に詐欺に遭わない」と思い込んでいる人に多いと言われています。「どんな人でも騙される事はある」と認識している人ほど、詐欺に遭わないように物事をしっかりと見極めているとも言えます。

詐欺かなと感じた時は、自分ひとりで解決しようとせずに誰かに相談しましょう。もし詐欺師を信じてしまって、時間がないと急かされたとしても、一旦落ち着く時間を作ってください。
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