マイナンバー制度に反対する人の理由・反対している政党

雑学

本当にマイナンバーは便利なのか?

区役所などの書類をすぐにもらえたり、免許証がない人の身分証明書になったりと、マイナンバーの利点はそれぐらいしかないです。あとはデメリットが目立ちます。管理するために企業はお金のかかるシステムを導入しなければいけなくなり、個人情報や収入などが把握されているのは気味の良いものではないです。

マイナンバーが便利だと思う人は、利点を利用している人で、デメリットをあまり理解していない人だと言えます。

住基ネットと同じような扱いになっている

2003年から始まった住基ネットというシステムがありました。コンビニなどで住民票を発行できて、今のようなマイナンバーのような制度でしたが、なくなりました。マイナンバーが住基ネットと同じ末路をたどるとは限りませんが、マイナンバー自体を利用する人が少なくなれば、いずれは住基ネットのようになくなります。

マイナンバーを配達するために郵便局が忙しくなったり、無駄な税金を使っていることになるので、本当に必要な制度かを国民に問う機会を設けるような場を作らないと、いつまでも国民に受け入れられるようなシステムを構築するのは無理だと言えます。

2千円札と10万円玉のような無駄な物なのか?

2000年の2千円札やバブル経済の頃の10万円玉など、その後流通しなかった硬貨や紙幣はいくらでもありました。利用している国民からすると、無駄な物が多いと言ったイメージしかないです。マイナンバーもこれから出てくる制度も本当に必要なのかを、よく考えて法律や制度を作らないといつまでも税金の無駄使いをしていることになります。

国民に背番号を付ける事は非人道的なのか

軍隊が番号で兵士を呼ぶ事と同じで、人を物のように扱うイメージがマイナンバーにはあります。ただ番号で呼ばれるだけならよいですが、収入や医療機関の情報、家族や職歴なども管理されると普通の神経を持つ人は制度そのものに疑問を持つ人も増えてしまいます。

家畜や動物などに番号をつけるようなイメージがあるので、マイナンバー制度に反対する人は、番号を付けること自体に反対をしている人もいます。

マイナンバーを利用する際はよく考えて利用しよう!

現段階では、あまりメリットがないマイナンバー制度です。もっと利用する人にメリットがある制度があればもっと歓迎されたのではないでしょうか。医療機関を利用する際や、企業へ勤める場合もマイナンバーが必要になっているので、信頼できる医療機関や企業であれば、安心して利用できると言った物でもないです。

税金や保険料を徴収するためにもマイナンバーはあります。もっと国民にプラスになるような制度をこれからマイナンバーに加えれれば、利用する人も安心して利用できるのではないでしょうか。管理社会のようになるイメージが強いので、個人がマイナンバーを利用する際は細心の注意を払って利用する必要があります。
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