犬に生でキュウリを食べさせても大丈夫なのか|アレルギー
結石
きゅうりを与える際は尿結石にも気を付けなければいけません。きゅうりには「シュウ酸」という成分が含まれています。この「シュウ酸」はきゅうり以外の野菜にも多く含まれており、この「シュウ酸」を多量に摂取すると、稀にですが「シュウ酸カルシウム結石」と呼ばれる尿結石になってしまうことがあります。
結石ができると、尿の出が悪くなったり、尿が出なくなることがあります。また、血の混じった尿が出る、といった症状が見られます。 尿結石を放置してしまうと急性腎不全となってしまうこともありますので、尿の異変に気づいたらすぐにかかりつけの病院へ受診してください。量
きゅうりの食べ過ぎは良くないといいましたが、実際どれくらいの摂取量が適切なのでしょうか。
小型犬の場合、きゅうり1本だと食べすぎの量になってしまいます。ですので、目安として1日に半分以下程度に留めるのがよいでしょう。 大型犬の場合も、1本程度の摂取量が妥当です。きゅうりは栄養豊富な野菜とは言えないので、どうしても食べさせなくてはいけない食材ではありません。無理に毎日食べさせる必要はなく、おやつや水分補給など補助食として考えて下さい。大きさ
きゅうりを食べさせる時は、なるべく小さく切ってから与えてください。犬は食べ物を丸呑みしてしまいます。そのままの大きさで与えると喉に詰まってしまうこともあります。また、消化の面でも良くありません。きゅうりの皮も固いため、なるべく取り除いてあげると良いでしょう。
味付
犬にきゅうりに与えるときは絶対に味付けをしないでください。人がきゅうりを食べる時は、スパゲッティなどで味を付けて食べますが、犬には塩分が強すぎるので、そのままのきゅうりをあげてください。
犬は人間の3分の1程度しか塩分を必要としません。そのため、きゅうりに味付けをしてしまうと塩分の取り過ぎによって肝臓などに負担がかかってしまいます。