犬のマッサージ方法とツボ・マッサージすると寝る犬の心理

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犬のマッサージ方法

犬のマッサージ方法とツボ・マッサージすると寝る犬の心理

ペット業界の中で話題にされ始めているのが、犬へのマッサージです。少しでも愛犬に健康で長生きしてもらいたいと願う飼い主が増えてきています。室内犬はどうしても運動不足になりがちですので、血行不良や運動能力の低下の可能性があります。この問題を解消するのが犬のマッサージです。

犬をマッサージするとはいっても、どのようにマッサージをすれば良いのかわからない飼い主さんも多いのではないでしょうか。場所別の犬のマッサージ方法をご紹介します。

肉球

犬は私達とは異なり、靴を履きません。アスファルトなどの硬い地面の上を歩くと肉球が疲労してしまいます。放置しておくと、肉球が硬くひび割れてしまったり、出血してしまう可能性もあります。肉球をマッサージして、肉球ケアを行ってあげましょう。

肉球をマッサージする前に、肉球に怪我や出血がないか、爪や肉球の周囲にある毛が伸びすぎていないかを確認しましょう。毛が伸びすぎていると歩く時に滑りやすくなってしまいますのでカットしておきましょう。 肉球をマッサージするときには、先に指先を水で湿らせましょう。肉球をマッサージする用の保湿クリームがあれば、それを塗り、親指で肉球を広げるように撫でてマッサージしましょう。その際、肉球の間も忘れずに優しく指圧しましょう。最後に、足部全体を包み込むように握ってマッサージ終了です。

停留精巣

停留精巣とは、犬の成長過程で何らかのトラブルがあり、精巣が完全に出てこないので、通常であれば2つの袋が確認できるはずの精巣が1つしか見当たらないといった状態を指します。原因としてははっきりと特定されているわけではありませんが、遺伝疾患の1つとされています。

痛みや不快感はありませんが、精巣がお腹の中にとどまってしまっていると、生殖能力が低下してしまう危険性があります。外科的な手術を行う方法もありますが、まだ子犬であれば、マッサージで治療できる場合があります。睾丸付近に玉がある場合には、指で挟んで引き出すようにマッサージを行いましょう。

腰痛

犬は四つ足で移動する動物です。首から尻尾にかけて存在する、広背筋が疲労してしまうことが多いです。広背筋は人間にも存在します。人間であれば、鉄棒にぶらさがって懸垂する際によく使用される筋肉となります。あまり聞き馴染みのない筋肉ですが、広い範囲を覆う筋肉となります。

広背筋をマッサージする前に、柔らかいクッションを犬のお腹の下に敷いてリラックスさせると筋肉が緩みやすいです。背骨の脇からゆっくり尻尾にかけて指圧していきます。その際、筋肉に張りがあるかどうかを確認しましょう。張りがあればそこの筋肉を優しくほぐしてあげましょう。

犬のマッサージの動画

犬のマッサージの方法を説明する動画がyoutubeにたくさんアップロードされています。これから犬のマッサージを始めたい方であれば、参考にしてみてはどうでしょうか。犬のマッサージを説明する動画をいくつかご紹介します。

犬のマッサージのツボ

犬の頭部にはツボがあります。ツボマッサージは難しそうに見えますが、犬の健康増進に効果がありますのでぜひツボマッサージをしてみましょう。行う際には、爪を短く切り、指先に力を入れすぎないように注意をして行いましょう。

まず、百会というツボです。頭頂部の一番高い位置にあります。気持ちを落ち着かせて首の負担を軽減させる効果があります。親指を頭頂部にあてて、丸を描くように30秒ほど優しく指圧しましょう。 次に、四神聡というツボです。頭頂部の中心部から前後左右にわかれた場所にある4つのツボです。頭をすっきりとさせ、精神状態を落ち着かせる効果があります。左右や前後のツボを軽く掴んで皮膚を10回~20回ほど引っ張って刺激しましょう。
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