犬はバナナを食べていいのか・バナナが嫌いな犬の理由

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犬がバナナを吐く・下痢する場合の対処法

犬はバナナを食べていいのか・バナナが嫌いな犬の理由

犬がバナナを嫌わずに好み、よく食べるのだけれど、吐いてしまったり、下痢をしてしまったりするのはどういったことが原因なのでしょう。また犬がバナナを食べて吐いたり、下痢をしたりしてしまった時にはどう対処したらよいのでしょうか。その原因と対策をみていきましょう。

犬がバナナを吐く・下痢をするのはなぜ?

犬がバナナを食べて吐いたり下痢をしたという時には、バナナを食べすぎているということが考えられます。まず犬にどのくらいのバナナを与えたのかを思い出してみましょう。犬にバナナを欲しがるだけ与えたりしませんでしたか。

バナナは100gあたり1.1gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は適量を摂取すると整腸作用があるのですが、過剰に摂取すると消化不良を起こしてしまい、その結果バナナを食べすぎた犬は吐いたり、下痢をしたりしてしまうことになります。 では、犬に与えるバナナの適量とはどのくらいなのかということについてですが、バナナは糖質が多く高カロリーなので、嘔吐や下痢の原因としてだけでなく、肥満にもつながり健康を害することが考えられます。小型犬なら一日に三分の一本程度にしておきましょう。大型犬なら一日一本まで大丈夫です。 バナナは犬のためにも適量を守り与えてあげましょう。

犬がバナナを吐く・下痢をしたときにはどうする?

犬が吐いたり下痢をしたりということがあると、何かよくないことが犬の中で起きているのではないか、病気なのではないかと飼い主は心配になってしまうことでしょう。

犬がバナナを食べて吐いたり、下痢をしたと考えられる場合には、いったんバナナを与えるのをやめて様子を見てみましょう。犬は人間と比べて吐くことが多い身体の構造になっているので、心配ないことがほとんどです。ほかに原因が考えられない場合には、とりあえずバナナをやめてみるだけでいいでしょう。 バナナをやめて嘔吐や下痢が改善されたのなら、やはりバナナを与える量が多かったのでしょう。今後与える時は、今までよ与えていた量より少なくすることを意識してあげ、小型犬なら一日に三分の一本まで、大型犬なら一日に一本までにするように注意してあげましょう。

犬が食べられるバナナのおやつ

犬はバナナを食べていいのか・バナナが嫌いな犬の理由

バナナは適量ならば犬の健康にもいいことが分かりましたが、甘みのあるバナナはやはりおやつで与えたいと考える人が多いことでしょう。バナナを使ったおやつで犬の好むもの、犬に与えていいものにはどんなものがあるのでしょうか。

おやつの正しい与え方や量とその種類についてみていきましょう。

おやつのタイミング

犬はバナナを食べていいのか・バナナが嫌いな犬の理由

おやつは犬も飼い主から与えられると嬉しいものです。飼い主とのコミュニケーションの手段としても有効で 、与えすぎたりせず、正しくあげることができれば、犬にとっても飼い主にとってもいいものです。

おやつの量ですが一日に決められたカロリーを超えないように気を付けましょう。おやつで与えた分のカロリーは食事から減らすなどの工夫をしましょう。あげすぎは肥満にもつながり、肥満は万病のもととなるものです。 おやつの回数は多い方が犬は喜びを感じるでしょう。もらった量よりももらったことに対して喜ぶので、少量を何回かに分けて与えるとよいです。何かいいことをした際のご褒美としてあげるのもいいしつけの手段だといえるでしょう。

チップス

犬は歯ごたえのあるものを好むことが多く、バナナのぐにゃりとした触感を嫌う犬が多いということは、先ほど述べましたが、その触感を嫌う犬でも好むことが多いのがバナナチップスです。バナナチップスは乾燥していてパリッと歯ごたえがあるので、生のバナナよりも好む犬が多いです。

市販されているバナナチップスでも、もちろんいいのですが、添加物などを気にする飼い主は、犬のためにバナナチップスを手作りして犬に与えている人もいます。作り方は意外と簡単なので、犬にバナナを与えたいと考える飼い主は試してみるとよいでしょう。 バナナチップスを手作りする場合にはオーブンで焼くだけででき上がります。5mm程度の薄切りにして130度のオーブンで40分焼くだけででき上がりです。パリパリになっていなければ焼く時間を5分ずつ長くしてみましょう。
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