デジタルタトゥーの意味・消し方などの対策・主な事例

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それでは、具体的にはどんな影響があるものなのでしょうか。

デジタルタトゥーの問題事例

デジタルタトゥーの意味・消し方などの対策・主な事例

個人ユーザの方によくあるトラブルは、投稿した画像を、勝手に使用されてしまうということです。

これは、違法にならない場合が多く、後からになって消そうとしても、完全に消去するのは不可能です。 また、以前ニュースによく取り上げられていましたが、公共の施設や食べ物、商品に人が不快に感じる画像を投稿し、炎上してしまうというケースが頻繁にありました。

いつまでも残る可能性を考える

これは、自業自得としか言えませんが、10数年前に犯したミスであっても、自分が歳をとってしまったからでもそれが永遠に残ってしまうとするとどうでしょう。

こういった行為が、投稿した本人ばかりではなく、その公共施設や企業に莫大な損害を与え、倒産してしまわざるをえなくなってしまった企業さえあります。 友人たちとはしゃぎすぎてしまい、よく考えず行ってしまったことが、インターネットという、世界中の誰もが目にする場所にアップしてしまったことで、自分ばかりではなく、企業やその企業の従業員、自分の家族にまで悪影響及ぼす、大変危険を孕んだものであるということをよく覚えておきましょう。

人目を気にする大切さ

デジタルタトゥーにならないためには、外にいる時と同じくそこには相手がいるということを念頭に置いて行動する必要があります。デジタルタトゥーになってしまわないためにもルールは守り、一般常識から外れた行動は極力避けましょう。

インターネット上にアップしまった失敗は、一生消えることはないということを覚えておいてください。

デジタルタトゥー対策

デジタルタトゥー対策にはまず、不用意に画像や情報をインターネットにアップしないということに尽きます。

インターネット上で話した言葉が影響していたという場合は特に、それが正しい情報として広まっていくかどうかわかりません。 中には受け取り方が違う方もいらっしゃいますし、初めから悪意を持って事実を歪めて拡散してやろうと考えている方もいます。

早めに対処する

何かトラブルが起きたとしても、相手の方が自分の勘違いだと気づいてくれたり、話のわかる方だった、と言う場合であれば、デジタルタトゥーになる危険性は少なく、目にした方が少人数だったと言う場合であれば、個人でも何とか解決が可能です。

もしも、気がついたときにはすでに広範囲に広がってしまっていた、ということになると、もはや専門の方にお願いするより他にありません。 ですが、初めにお話しした通り、デジタルタトゥーの対策には、不用意にご自分の情報をアップしてしまわないと言うことが大切です。 たとえ解決したとしても、自分も家族も深い傷をおうことになってしまいます。 インターネットやSNSは、確かに便利で楽しいツールではありますが、いつでもデジタルタトゥーの危険性をはらんでいるものだと言うことを、覚えておかなければいけません。

デジタルタトゥーの本当の恐ろしさ

見られたくない画像や、過去の失敗について書かれた記事を、うかつにもインターネット上にアップさせてしまったと言う場合、アップさせたときにはデジタルタトゥーの強さがまだわからず、何気なく投稿してしまったと言う方も多いでしょう。

実際にデジタルタトゥーになってしまったときに、相手の方に止めて下さいとお願いしても、自体がそれで収束するとは限りません。インターネットを楽しまれている方の中には、残念なことに現場や祭りになることを楽しみにしている方も存在します。 そういった方たちは、情報収集の能力が高い方が多く、住所や本名の他にも、出身校、家族構成、今お勤めの会社名まで調べ上げ、インターネット上に公開し、問題をさらに大きくしてしまいます。これもまたデジタルタトゥーの恐ろしさでしょう。

デジタルタトゥーの消し方

もしも、デジタルタトゥーの被害に遭ってしまったら、画像やデータといった情報を削除していただくよう、プロバイダー、もしくはサイトの運営者に依頼をしなければいけません。

例えば、依頼をするのがGoogleやYahoo!であれば削除申請をするだけですので、誰でも簡単におこなえます。 もしも、サイトの運営者に連絡をする場合には、削除依頼書と言う書類を提出しなければいけません。

削除依頼書の書き方

デジタルタトゥーの意味・消し方などの対策・主な事例

削除依頼書の書き方は次の手順で行います。

まず、特定電気通信役務提供書の名称と言う項目に、削除依頼書を出す相手の方の名前を記入します。相手が企業であった場合には、その会社名を記入しましょう。連絡先の項目には、実際に先方とやりとりをする方の名前を記入します。名前を書き入れた横に実印を使って押印します。また、その方の電話番号、メールアドレスも一緒に書き入れておきましょう。

掲載されている場所

掲載されている場所にはデジタルタトゥーとされる情報や書き込みのあるURLを記入します。これは、ブログや掲示板のトップページのURLを記入するのではなく、問題となるページのURLを記入します。トップページのURLを記入しても、そのレスやページがどこにあるのかがわかりません。情報はなるべく詳細に相手の方に伝えましょう。

その理由を書く

デジタルタトゥーを消すための削除依頼書を提出するには、その理由についても詳しく伝える必要があります。書き込まれた内容が事実ではないと言うことや、権利が侵害されている事について説明をします。その際、どういった経緯より、今の状態になっているのかといった背景についてもお話しします。

画像の削除も依頼する

デジタルタトゥーの問題では、画像や動画も併せて掲載されている場合が多くあります。画像や動画を掲載されている場合には、それらについての削除申請も行わなくてはいけません。

デジタルタトゥーの削除申請書の書類には、権利を侵害されたことを主張する者の氏名を書き入れる項目があります。権利を侵害されたことを主張する者の氏名には、ご自身のお名前と住所を記入しましょう。

デジタルタトゥーの原因とは

デジタルタトゥーはいちど掲載されてしまうとなかなか消えてはくれません。友人や恋人、職場の人たちにも関わってきますし、就職や結婚にも影響及ぼします。

また、何がきっかけでデジタルタトゥーにされてしまうかわかりません。インターネットは誰でも気軽に始められるものではありますが、仲間だけで楽しむだけのつもりが、いつの間にか赤の他人の元へと広がっていき、デジタルタトゥーになってしまうと言う事は、誰の目にも起こりえるものです。 インターネットを使って友人関係や趣味の幅を広げる事は大いに結構なことですが、まず楽しむ前に、インターネットにはどういったトラブルがあるのか、デジタルタトゥーや、その他のトラブルについても、あらかじめその対処法について覚えておきましょう。 また、デジタルタトゥーといったトラブルは、どういったことが原因となって引き起こされるのかついても、覚えておきましょう。
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