ダイエット中のドカ食いの影響・リセット・防止する方法

ダイエット

ダイエット中のドカ食いの影響って?

ダイエット中のドカ食いの影響・リセット・防止する方法

肥満のもと

ドカ食いは、肥満の原因になります。消費カロリーより摂取カロリーのほうが多くなるので当然です。肥満は、さまざまな病気の原因にも繋がるので注意しましょう。

内臓への負担

ドカ食いは、内臓への負担がかなり大きくなってしまいます。次から次へと胃に食べ物が入っては、胃もたれや消化不良の原因になり、内臓も疲れしまいます。また、便秘の原因にもなります。

肌荒れ

ドカ食いが原因で便秘になり、便秘が原因で肌荒れを引き起こしやすくなります。腸内環境の乱れは、肌荒れへと繋がるので気を付けましょう。

疲れやすくなる

ドカ食いは内臓に負担がかかるので、内臓が疲れると当然身体も疲れやすくなります。食べ物を消化しきれず、胃に食べ物が入った状態が続くと、身体も重くなり、眠気やだるさの原因にもなります。

ドカ食いのリセット方法

ダイエット中のドカ食いの影響・リセット・防止する方法

翌日の対策

ドカ食いをしてしまった翌日に、「体重が増えてしまった」というのは当然のことですが、ドカ食いをしたものがすべて脂肪として身体に蓄積するわけではありません。きちんと翌日に対策をすれば、元の体重に戻すことができます。

翌日の食事は、摂取カロリーを抑えるように心がけましょう。1日の摂取カロリーを抑えることで、身体に蓄積された脂肪をエネルギーに変えることができます。 ドカ食いをした翌日にまた同じことを繰り返して、常習化してしまうのが一番良くないことです。翌日からまた普段の食生活に戻すことで、ちゃんとリセットすることができるので、翌日の食生活をきちんと意識し、繰り返さないように気を付けましょう。

有酸素運動

ドカ食いをした日は、「運動して元に戻さなきゃ」と、激しい運動をしてしまいがちですが、激しい運動は良くありません。一駅分歩いてみたり、ウォーキングなどの軽めな有酸素運動が効果的です。軽めな運動は腸内環境を活発にし、血糖値の上昇も緩やかになり、太りにくくなるのでおすすめです。

浮腫み対策

ドカ食いをすると、必要以上の水分が体内に吸収されて、浮腫みの原因になります。顔や脚が浮腫んでしまっては、人と会うのも嫌になってしまい、1日中憂鬱になってしまいます。

浮腫み対策には、カリウムを豊富に含む食材を食べるのがおすすめです。カリウムには水分の代謝を促進する働きを持っており、体内に蓄積された余分な水分を体外へ排出してくれます。ドカ食いをした翌日は、カリウムを豊富に含む食材を意識して摂ると良いでしょう。

カリウムを豊富に含む食材

・パセリ ・かぼちゃ ・トウモロコシ ・アボカド ・ほうれん草 ・納豆 ・バナナ ・キウイ などです。

ドカ食い直後にしてはいけないこと

ダイエット中のドカ食いの影響・リセット・防止する方法

筋トレ

ドカ食いをした後に、激しい運動や筋トレをしてしまうと、胃液に血液が足らなくなり、消化不良を引き起こしてしまう可能性があります。また、胃や腸などの内臓機能に負担がかかってしまい、吐きや目眩などの症状を引き起してしまうこともあります。

激しい運動や筋トレは避けて、ウォーキングなどの、軽めな有酸素運動を行いましょう。

ドカ食いの防止方法

ダイエット中のドカ食いの影響・リセット・防止する方法

食前にサラダを食べる

食前にサラダを食べることで、血糖値の上昇が緩やかになり、ドカ食い防止にも繋がります。よく耳にする「食べる順番ダイエット」と、同じ方法です。食べる順番は、「野菜やスープ類→おかず→ごはん」となります。

ポイントは、炭水化物を最後に食べることです。炭水化物を最初に食べてしまうと、血糖値が上昇してしまい、ドカ食いはもちろんのこと、脂肪も付きやすくなってしまいます。食事をするときは、食べる順番を意識してみましょう。

腹八分を意識する

お腹いっぱいになるまで食べるのではなく、常に腹八分を意識しましょう。まだ食べたい場合でも、「もうお腹いっぱい、ごちそうさま」と、口に出すのがおすすめです。脳を信じ込ませることで、不思議と少量でもお腹いっぱいになってきます。脳にお腹いっぱいと錯覚させ、満腹感を得ていきましょう。

良く噛んでゆっくり食べる

ドカ食いをする人は、食べるスピードが速い人が多いので、良く噛んでゆっくり食べることが大切です。食べ物を食べ始めてから約20分後に、「お腹いっぱい」という指令が脳に届くので、20分の間に食べ終わると、まだ足りないからとドカ食いをしてしまいやすくなります。良く噛んでゆっくり食べて、満腹中枢を刺激しましょう。

食べ物のストックを作らない

食べ物が家にあると、そればかりに目が行き、どうしても食べたくなることがあるので、家にお菓子やインスタント食品などは置かない、ストックしないようにしましょう。お菓子などは、その都度買って食べるようにするのが良いでしょう。

低GI食品を選ぶ

ドカ食いを無理に我慢するのはストレスにもなり、身体にも良くありません。我慢はせず、身体に摂り入れる食べ物から意識して変えてみましょう。

おすすめは、低GI食品や低カロリーな食品です。低GI食品は、腹持ちが良く、血糖値の上昇を抑える働きがあるので、ドカ食い防止にも繋がります。(GI値とは、血糖値の上昇スピードを表す値)

低GI食品

・玄米 ・全粒粉パン ・ライ麦パン ・低脂肪牛乳 ・豆乳 ・卵 ・蕎麦 ・キャベツ ・ブロッコリー ・アボカド ・お肉(牛・豚・鶏) などです。 食事をするときは、白米は玄米に変えて、パンは全粒粉パンやライ麦パンに変えるなど、普段食べるものを、GI値が低い食べものに置き換えて、工夫をしながら食事をするのが良いでしょう。

ドカ食いをすると太る?

ダイエット中のドカ食いの影響・リセット・防止する方法

今日1日ドカ食いをしたからといって、実はそれほど太るわけではないです。もちろん継続的にドカ食いをしてしまうと、太ってしまうので注意してください。

1日や時々ドカ食いをしてしまっても、気にしないことが大切です。逆に、「食べちゃったどうしよう」と、心配すればするほど罪悪感になり、それがストレスとなり、ドカ食いを繰り返してしまう原因となります。 ドカ食いをしても、その後の対処法でリセットすることは可能です。「ストレスでドカ食いを繰り返してしまう悪循環」こそ、太る一番の原因です。

ドカ食いをしてしまう原因

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ストレス

ストレスが溜まると、「コルチゾール」というストレスホルモンが出ます。ストレスを受けた脳は、ストレスからあなたを守ろうと、「エネルギー」を蓄えます。エネルギーを蓄えるためには、栄養を摂らなければならないので、脳は「もっと食べろ」と指令を出します。このストレスホルモンによって、食欲のコントロールが効かなくなり、ドカ食いを引き起こす原因となります。

血糖値

空腹状態のときに、お菓子や甘いものなど、糖質を多く含む食べ物を食べた場合、血糖値は急激に上昇してしまいます。そのぶん血糖値が下がるスピードも早いです。(血糖値は急激に上がると急激に下がる性質を持つ)

血糖値が急激に下がることで、食欲を抑える脳の働きが低下し、ドカ食いを引き起こす原因となります。

妊娠中

安定期に入ると、つわりが終わった反動で食欲旺盛になることがあります。赤ちゃんに栄養を運ぶために、母体はエネルギーを補給します。このエネルギーとなるのがブドウ糖なので、お菓子やデザートなどの甘いものが食べたくなる原因になります。

また、臨月や妊娠後期になると、出産に備え、赤ちゃんの位置が少しずつ下がります。圧迫された胃も少しずつゆとりができ、たくさん食べれるようになるので、ドカ食いを引き起こしやすくなります。

「朝や昼は平気なのに、夜になるとどうしても食べ過ぎてしまう」という方が多いのではないでしょうか。食生活がバラバラだったり、朝食抜きや、1回の食事の量が少ないと、夜に食べ過ぎてしまうことがあります。

また、晩食は食欲を増進させてしまい、ドカ食いを引き起こしやすくなります。アルコールは自分自身をコントロールできなくなる場合があるので、過度なアルコール摂取には注意しましょう。 規則正しい食生活をすることで、「夜にドカ食いをしてしまう」ということはなくなるので、きちんとした食生活を心がけましょう。

痩せたい人におすすめ!本の紹介

EICO式ヤセ食べメゾット

太らない食材や、痩せるポイントなどを分かりやすく解説しています。食事や甘いものを我慢しなくても痩せることができる習慣など、幅広く記載されています。DVDも付いており、空いた時間にできる簡単な、「ながら運動」なども収録されています。

なぜあなたは食べ過ぎてしまうのか

食べ過ぎる原因は、「意志が弱いから」ではないことをはっきりと伝えており、食べ過ぎる原因や解消法などを分かりやすく解説しています。さらに、新しい生活習慣へ移行する方法など、読んで参考になるのはもちろん、ダイエットのモチベーションも上がります。

暴飲暴食の後はこれでOK リセット食

「食べ過ぎ・ストレス・疲労」などは、食事で撃退することができる「リセット食」を中心に紹介されています。飲み会での食べ過ぎ対策、身体が整う食習慣レッスン、食材やレシピなども紹介されてます。良く暴飲暴食をしてしまう人や、暴飲暴食した後の食事メニューなどを習得したい方におすすめです。

ドカ食いをしても痩せる方法はあるの?

ダイエット中のドカ食いの影響・リセット・防止する方法

実はドカ食いをしても痩せる方法はあります。それは、ダイエット中の「停滞期」と深く関係しています。停滞期は、ダイエットによる栄養不足と、急激な体重変化を防止するために、身体を節約モードにして栄養を蓄えようとします。「停滞期」は、なかなか体重が減らないので、ダイエットを挫折してしまう大きな原因です。

停滞期をうまく利用する

停滞期は、ダイエットが順調に進んでいる証拠でもあります。停滞期中にドカ食いをすることで、栄養を一気に吸収し、身体は正常な状態に戻ったと錯覚します。

脳と身体を騙すことで、停滞期を脱しやすくなり、変動がなかった体重も落ちていき、ダイエットを再開することができます。ただし、停滞期中にドカ食いをする期間は、1日だけにしましょう。それ以上してしまうと、太る原因になるので注意しましょう。

自分の身体は自分でコントロールできる

ダイエット中のドカ食いの影響・リセット・防止する方法

いかがでしたでしょうか。食生活や、ストレス、妊娠など、さまざまな理由が原因で、ドカ食いをしてきた人は多いのではないでしょうか。

どうしても我慢ができず、ドカ食いをしてしまったとしても、その後の対処法でリセットすることは可能なので、そこまで気にすることはありません。ドカ食いを繰り返すことが、身体にとって1番の悪影響です。 何が原因でドカ食いを引き起こすのか、自分自身でちゃんと把握することが大切です。自分の体は自分自身でしかコントロールできないので、日頃から自分の身体を意識し、食べるものにも気を遣い、自分に合った対処法でしっかりと対策をしていきましょう。
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