小豆水の簡単な作り方とダイエット|効能/カロリー/レシピ
血管を拡張し冷え性を改善
小豆水の原料に含まれるサポニンは、血管を拡張させる働きがあるため、血流を改善する効果が期待できます。血流が良くなるとむくみが起きにくくなったり、老廃物を回収する作用が高まるため冷え性の改善に役立ちます。
冷えは、むくみの原因のひとつだと考えられており、冷えとむくみを繰り返すことでむくみが解消しにくく、痩せづらい体になってしまいます。小豆水に含まれるサポニンの働きで、冷えにくい体を作りましょう。デトックス効果が期待できる
むくみや便秘が起こると、体内に老廃物を溜め込みやすい状態になり、ダイエットに不利です。小豆水に含まれるポリフェノールやカリウムには利尿作用があり、体内にたまった余計な水分を排出させやすくする効果が期待できます。また、小豆に含まれる食物繊維は便秘改善に役立ちます。
小豆水は、利尿作用があるだけでなく水分も同時に摂取できる点が魅力です。体外へ水分を排出すると、老廃物を体外へ排出するデトックス効果が期待できます。 また、体内に老廃物がたくさんたまっていると、脂肪の塊「セルライト」ができやすくなります。セルライトの周囲には、老廃物や余計な脂肪がたまりやすくなる性質があるため、脂肪がつきやすく老廃物を排出しにくい体になってしまうことがデメリットです。小豆水ダイエットのやり方
小豆水ダイエットは、基本的に食生活に小豆水を取り入れるだけで実践できます。しかし、小豆水ダイエットを成功させるには注意したいポイントがあります。小豆水ダイエットの効果的なやり方を紹介します。
小豆水で痩せた人が実践した方法
小豆水は、食前30分前に飲むと食べ物に含まれる脂肪分が、体内に蓄積されるのをブロックする効果が期待できます。1日3回、毎食前に飲むと効果的です。このやり方は、小豆水ダイエットを有名にしたテレビ番組「ピラミッドダービー」でも紹介されていた方法です。
一度に摂取する小豆水の量は300cc以上です。大体コップ1杯程度を目安にするといいでしょう。1日に必要な摂取カロリー以内であれば、基本的に何を食べても構いませんが、ダイエット効果を高めるには、糖分や脂肪分が高い間食は控えましょう。小豆水の適量は500ml~1L
小豆水がダイエットに効果的と聞いて、たくさん作ってたくさん飲みたいと考える人もいることでしょう。しかし、小豆水は一度にたくさん飲みすぎるとお腹を壊す恐れがあります。小豆に含まれるポリフェノールは、えぐみや渋みがもとになっており、たくさん摂取し過ぎると胃腸に強い刺激を与えてしまいます。
また、お腹が弱い体質の人や大豆や小豆にアレルギーがある人は、小豆水を飲むことで体調を崩す恐れがあります。もし、小豆水を飲んで体調が悪くなった場合は、即座に飲用を中止してください。 小豆水の日持ちは長くても2~3日です。必ず冷蔵保存し、2~3日で飲みきれない分を作ったときは、作ったその日に冷凍保存するといいでしょう。小豆水のカロリー
小豆は、あんこや和菓子のイメージが強いため、高カロリーな食品だと認識している人は多いでしょう。砂糖をたっぷり使って味付けをすれば高カロリー食品になりますが、小豆自体のカロリーは実はそれほど多くはありません。
小豆のカロリーは100gあたり140kcal程度です。小豆には、植物性たんぱく質をはじめとした豊富な栄養素が含まれています。砂糖を控えめに使ったり、小豆の水煮をそのまま食べればカロリーを控えられます。小豆を煮た汁である小豆水にはカロリーがないので、ダイエット中に安心して飲めます。小豆をそのまま食べたらダメ?
小豆を煮出した水にダイエット効果があるなら、小豆で作るあんこやお汁粉などにもダイエット効果があるのではと考える人もいることでしょう。小豆水ダイエットに必要な小豆ポリフェノールは、水に溶けだす性質を持つため、小豆を煮た汁ごと摂取する必要があります。
小豆ポリフェノールは、小豆の皮にたくさん含まれており、熱を加えても壊れにくいことが特徴です。そのため、あんこにも若干のポリフェノールが含まれますが、ダイエット効果を高めるには製造過程で小豆を茹でこぼさずに、アクや渋みをそのまま摂取することが大事です。 小豆は、栄養豊富な食べ物です。小豆をまるごと食べれば、食物繊維や良質なたんぱく質を摂取できる特徴がありますが、和菓子に使われているあんこやお汁粉などには、たくさんの砂糖が入っています。また、小豆自体にも糖質が含まれます。そのため、砂糖で味付けされた小豆製品はダイエットに不向きだといえます。小豆水と一緒に小豆を摂取しよう
小豆水は、小豆ポリフェノールが含まれていますが、食物繊維やたんぱく質をより多く摂取したいなら、煮た小豆ごと摂取することがおすすめです。
また、ダイエットを成功させるには食事の内容に気を遣うだけでなく、適度な運動を組み合わせることが大事です。ダンベル運動やウォーキングなどの後に、小豆水を作る際にできた小豆の水煮を摂取すれば、筋肉をつくるために効果的なたんぱく質を同時に摂取できます。 味付けをしない煮小豆は日持ちしないため、煮汁ごと冷蔵保存した上2日くらいで食べきるか、茹でた日に冷凍保存することをおすすめします。