小豆水の簡単な作り方とダイエット|効能/カロリー/レシピ
小豆水と似たものに小豆茶があります。小豆水のことを小豆茶と呼ぶこともありますが、名称の違いよりもどのような過程で作られているかが大事です。小豆茶は、小豆を煮て作る点は小豆水と同じですが、アクをとったり茹でこぼして渋みをとって、風味を整えて飲みやすくしています。
また、煮出した小豆水を麦茶や紅茶などの他のお茶で割って、小豆茶としている場合もあります。小豆水よりも成分が薄まっているため、ダイエット効果は出にくいと考えていいでしょう。 小豆水ほどの効果は期待できないにしても、小豆茶にもポリフェノールが含まれます。そのため、どうしても小豆水を作ることが難しい人や、渋くて飲みにくいという人は、小豆茶に切り替える方法もおすすめです。小豆茶のレシピ
小豆茶は市販されていますが、自宅でも簡単に作れます。小豆水を飲むとお腹がゆるくなってしまう人や、口に合わない人は小豆茶をおすすめします。
小豆茶は、作る過程で茹でこぼしをするので、胃腸の負担になる成分が薄まり、風味や口当たりにクセが少ないことが特徴です。また、茹でる前にフライパンで小豆を乾煎りすれば、香ばしい風味が楽しめます。
小豆 適量 水 適量
1.小豆を水から茹でこぼす。 2.一度水を取り換え、さらに、もう一度茹でて、 30分くらいコトコト煮る。 3.それを漉して、小豆と煮汁に分けて 麦茶で半々に割って頂く。
煮た後の小豆の使用方法
糖質やカロリーを気にして、小豆水を作った後の小豆を食べないことはもったいないです。小豆水を作る際に出た小豆は、ぜひ料理に利用しましょう。1日に必要な摂取カロリー内で小豆を食べれば、ダイエットに失敗することはありません。
小豆水を作った後の小豆はすでに下ごしらえができている状態なので、調味料や食材と一緒に煮込むだけで手軽に料理が作れます。かぼちゃの甘味だけで作るかぼちゃの小豆煮
調味料は、塩のみという食材が持つ甘味を引き出したシンプルなレシピです。糖分を加えることなく素材の甘さを楽しめる点が、ダイエット中におすすめな理由です。小豆水を作る際に出た小豆をそのまま使えるので無駄がありません。また、かぼちゃをさつまいもなどに変えても美味しくいただけます。
かぼちゃ 350g 小豆 1カップ 水 4カップ 昆布 10cm 塩 少々
1.小豆を一晩水に浸けます。鍋に昆布を敷き、小豆と4カップの水を入れます。沸騰したら弱火で40分煮ます。 2.かぼちゃと塩少々を入れて、かぼちゃが柔らかくなったら出来上がり。
小豆に含まれる栄養素
小豆には、ダイエットに効果的なさまざまな栄養素が含まれています。たとえば、食物繊維、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2などです。
小豆に含まれる食物繊維は、腸内の環境を整える効果があります。水分を一緒に摂取すると腸内で食物繊維が十分にふくらみ、便秘解消効果が期待できます。また、ダイエット中は食事制限により鉄分が失われがちです。特に女性は鉄分が失われやすいため、小豆に含まれる鉄分を摂取すれば健康維持に役立ちます。 ビタミンB1やビタミンB2には、代謝を促したり脂肪をエネルギーに変える働きがあるため、ダイエット中に積極的に摂取したい栄養素です。小豆水を作ったら、ぜひ小豆も一緒に食べましょう。小豆水で健康的に痩せよう
スーパーへ行けば、小豆は1kgあたり大体1,000円前後で入手できます。1日3食で食前に300~500ml摂取する場合、100gから1Lの小豆茶が作れることを考えると、1日あたりの小豆水代は100円前後です。費用をかけずにダイエットしたい人にぴったりです。
小豆水と一緒に小豆を食べれば、毎日の食事で不足しがちな鉄分、食物繊維、たんぱく質を補うことができます。ダイエットを目的とする以外にも、血中コレステロール値が高い人や外食が多く偏食しがちな人にもおすすめです。