ワセリンや白色ワセリンの効果・効果的な使い方

ワセリンは、価格が比較的安く、その効果の高さからプチプラアイテムとして人気が出てきました。こちらでは、手軽に使えるワセリンの効果的な使い方をまとめました。

ワセリンは、薄く塗ることがポイントです。でも、のびがあまり良くないので、塗るときについつい力が入ってしまいませんか？そんな時には、ワセリンを手のひらに取り、体温で温めるようにすり合わせましょう。温めることでワセリンが柔らかくなりますので、力を入れることなく薄くのばして効果的に塗ることができます。

そして、ワセリンは塗り過ぎると、まるでサランラップを使ったようにお肌が密閉されてしまいます。その結果、お肌の内側から水分が失われて、逆に乾燥の原因になってしまい効果がでません。ワセリンの塗り過ぎには注意してください。 また、ワセリンをつけ過ぎてしまうとベタベタしまい、かゆみが出てしまうこともあります。つけ過ぎたらティッシュなどで軽くふき取ることをおすすめします。

かかとは、ガサガサになったり、ひどくなるとひび割れになることもありますので日ごろから、かかとのケアをしてあげたいものです。かかとのケアは、お肌が柔らくなっているお風呂上りが効果的です。

小豆1粒分程度のワセリンをかかとの気になる部分につけ、軽くマッサージしましょう。この時もワセリンを塗り過ぎないように薄くのばしてください。ガサガサがひどい部分には、多めにワセリンを塗りましょう。

手荒れは、主婦の方だけでなくても気になる方が多いはず。ワセリンの成分は油なので水に溶けないことから、食器洗いの時に使えば、皮膚をコーティングし食器洗剤の刺激からお肌を守る効果を発揮してくれます。

また、手荒れの予防には、薄く手の甲にワセリンを塗りこみましょう。食器洗い中も食器洗い完了後もワセリンを塗って、手のケアをしてあげましょう。

ワセリンは刺激が少ないので、顔に使用しても大丈夫ですが、できれば、顔には不純物のより少ない白色ワセリンを使うようにしましょう。お米1粒大程度を手のひらで温め、乾燥が気になる部分に薄く塗ります。保湿効果があるので、翌朝のお化粧のりに変化が出ます。また、塗り過ぎたら、やさしくティッシュなどでふき取りましょう。

もし、ワセリンを塗った部分が赤くなったり、かゆみが出る場合には使用を中止しましょう。

低刺激で香りも気にならず、味もありませんので、リップケアにもワセリンは使用できます。口紅をつける前の下地やお休み前のリップケアには保湿効果があります。ワセリンを指で唇になじませるだけ。乾いたら塗りなおしましょう。

ワセリンは赤ちゃんにも使用することができます。こちらでは赤ちゃんに使用する際のちょっとした注意や効果についてまとめました。

生まれたての赤ちゃんは、皮脂分泌が多いので、お風呂でしっかり洗うことは大切なのですが、洗い過ぎてしまうと、赤ちゃんのお肌が乾燥してしまいます。そんな時には、お風呂上がりの赤ちゃんのお肌にワセリンを塗って、乾燥を予防しましょう。

また、赤ちゃんは、生後2ヶ月ほどになるとお肌が乾燥しやすくなります。そして、口の周りをティッシュで拭いたり、ミルクがついてしまったりという刺激から、乳児湿疹がでてしまうこともあります。 乳児湿疹が出てしまったら、口の周りやお肌にワセリンを塗って保護してあげましょう。また、お尻に塗っておくと、おむつかぶれにも効果的です。赤ちゃんに塗ってあげる場合には、より不純物の少ない白色ワセリンを塗ってあげるようにしましょう。

ワセリンだけしか塗らないで紫外線を浴びると、日焼けをしやすくなり、シミや黒ずみの原因となってしまいます。でも、ワセリンと日焼け止めを併用すれば、お互いのいいところを発揮して、紫外線からお肌を守ってくれる効果がUPします。

その方法は、日焼け止めを塗る前にワセリンを塗るだけです。ワセリンは、お米1粒程度の量。やはり、ワセリンは塗り過ぎないように薄くのばして塗ります。そのあとに日焼け止めを丁寧に塗りましょう。