グリセリンの使い方(便秘/手作り化粧水)と副作用(アレルギー)

スキンケア

グリセリンの使い方は?

グリセリンの使い方(便秘/手作り化粧水)と副作用(アレルギー)

そもそもグリセリンとは何でしょう。名前は聞いたことがあるけど実際はどういうものなのかご存じない方も多いのではないでしょうか。

グリセリンとは、別名グリセロースとも呼ばれるアルコールの一種で、食品や化粧品、また医薬関係の品などにも幅広く使われている物質です。食用のグリセリンの使い方として水分を保つためや、柔らかさを加えるため、甘味料として甘さを加えるために使用されます。グリセリンは多くの化粧品にも使われていますが、その中でも一番は化粧水によく配合されているんですよ。

スカルプローション

グリセリンの使い方の1つ、スカルプローション作りを紹介します。すごく簡単で、精製水250mlとグリセリン小さじ1杯を混ぜるだけで完成します。しつこい寝ぐせ直しにも利用できるので、1本作っておくと何かと便利です。

浣腸

グリセリンの使い方で浣腸として使う方法があります。実際にグリセリンは、医薬品として浣腸に30%~50%の濃度で利用されています。グリセリンは安全に大腸を刺激し、蠕動運動を促進させる効果があるのです。

その浸透圧の高さと吸水性によって、便に溶け込み、便を柔らかくするので、便の滑りをよくして、排泄を助けてくれます。衣料品としての使い方では他に目薬や貼付薬としても使われます。

食品添加物

使い方の一つとして植物や動物などの天然由来のグリセリンは、食品添加物に指定され、食品添加物としての使い方もあります。食品やお菓子の水分を保つ保湿剤や、ガムの粘度、柔らかさを保つ軟化剤。また、着色料、香料などの溶媒に冷菓の結晶化防止や冷凍食品の氷点降下剤としても使われています。

グリセリンは甘味料としても使われています。使い方、使われ方が広いのはグリセリンの毒性がとても低く、安全性が高いからと言えます。

クエン酸リンス

グリセリンの使い方で、クエン酸と混ぜてリンスを作る方法があります。作り方はとても簡単でクエン酸大大さじ3杯にグリセリン小さじ1杯、精製水500mlをよく混ぜて、洗面器いっぱいのお湯に大さじ3杯~5杯を良く溶かしてシャンプー後の髪に使用します。簡単に手作りリンスが楽しめます。

手作り化粧水

グリセリンの使い方として最もメジャーといえるのが手作り化粧水ではないでしょうか。基本的に、材料はグリセリンと精製水さえあれば手作り化粧水を作ることができます。配合はグリセリン1に対して、精製水9という割合を目安に配合するのが一般的です。保湿目的のシンプルな配合の手作り化粧水を作ることができ、原価も安いので毎日たっぷり使えるところが魅力です。

洗剤

実はグリセリンは洗剤としての使い方もあります。染み抜き剤や柔軟剤としての使い方を試してみましょう。ぬるめのお湯250CCに、重曹37gとグリセリン250㏄と液体洗剤30㏄を入れます。よくかき混ぜて、タオルの上に乗せた染み付き衣料に垂らして歯ブラシでたたくだけで簡単に汚れが落ちます。もちろん洗濯機で利用する洗剤としての使い方も。

柔軟剤は穀物酢500mlにグリセリンを大さじ5杯、お好みで好きな香りのエッセンシャルオイルを混ぜておきます。洗濯水量45lに対して、おちょこ1杯ぐらいを入れて洗濯するだけです。
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