目やにが多い原因と対策方法|片目/子供/コンタクト

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目やにが多い原因とは?

目やにが多い原因と対策方法|片目/子供/コンタクト

目やには、医学的には「眼脂(がんし)」と呼ばれています。目やには、目の代謝によって、ゴミやほこり、古い角質などの老廃物などが目やにとして外に出てきた物です。

目から出てきた不要物であるため、結膜や角膜から出てきた古い細胞などが大部分を占めていることが多いです。また、目に細菌やウイルスなどの異物が侵入してしまったときなどの、目が炎症を起こしているときにも目やにが多く出てきます。

なぜ目やにが多くでるのか

目に異物が入ってしまったとき、目は涙と一緒に目の外に出そうとします。その時、涙の分泌量も多くなり、必然的に目やにの量も増えてしまいます。

逆に、涙の分泌量が少ない場合も目やにの量が多くなります。涙の分泌量が少ないと、目に入った異物を外に出すことができず、目に溜まりやすくなってしまうためです。他にも目やにが多い原因としては、花粉やほこりなどのアレルギーによって涙の分泌量が増え、目やにが多くなってしまうなどがあります。

風邪をひいているときに目やにが多くなるのは?

風邪をひいているときに目やにが多くなってしまうことが気になる方も多いでしょう。風邪をひいていると涙腺を通して目にもウイルスなどがまわり、目やにが多くなってしまう原因である可能性が高いです。

目と鼻と喉はつながっているため、喉や鼻からなど、目にウイルスはまわりやすくなっています。風邪をひいているときのみ目やにが多くなってしまう場合や、喉や鼻が炎症を起こしているときのみ目やにが多い場合は、風邪を治すことで改善されますが、そうでないときに目やにが多いことが気になる場合は受診するようにしましょう。

目やにの対策方法は?

目やにが多くできてしまう原因は、ほこりや細菌などが目に入ってしまい目やにが多くできてしまうことが多いです。汚れた手で目を触ってしまったり、部屋が汚かったり空気が汚れていたりすると、目にほこりや細菌が入ってしまいやすくなるため、余計に目やにが多くなりやすくなってしまいます。

目をできるだけ触らないようにしたり、こすらないようにしたりすることはもちろん、手を清潔にした状態を心がけたり、部屋の掃除をこまめに行い、換気を行うことも目やにを防ぐことに効果的です。
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