低周波治療器の種類と選び方
誰もが一度は聞いたことがある低周波治療器ですが、簡単に言えば、電気治療になります。人間の体には、血液や体液などには、微弱電流が動かしています。微弱電流は人間が生きていくために必要な細胞の成長、代謝、増殖作用、細胞分裂作用の働きを促しています。
人間の細胞には、プラスイオンとマイナスイオンがあり、それにより体のバランスを保っていますが、このプラスイオンとマイナスイオンのバランスが崩れる体内の微弱電流の働きが乱れて肩、首のコリ、腰、ヒザの痛みなどの症状がでたり、精神的なダメージを起こすことがあります。 また、微弱電流は40歳から少しづつ衰え始めますので、体のトラブルが増えやすくなります。微弱電流によって、起こる症状の中で低周波治療器は、主に運動神経に作用し、筋肉を刺激と収縮を促してくれます。おすすめの低周波治療器の種類の、選び方、おすすめの使い方など色々とご紹介していきます。低周波治療器の種類は？
低周波治療器は、家庭用、業務用、医療用など家庭で使用するものから治療院や病院で使用するものまであります。家庭用は、皮膚の表面より微弱な低周波電流を流して痛みがある部位を治療します。業務用は、皮膚の表面より深部に伝えやすい電流を流して、電極を目的に絞って使われています。
医療用は、電気特有の「チクチク感」や「ビリビリ感」が無く、深部までの低周波の電気を浸透します。またヒーターなどの熱を与える機能が付いている低周波治療器もあります。温熱効果がより症状を和らげてくれるのでおすすめです。低周波治療器の選び方で重要な機能は？
家庭用の低周波治療器の選び方を見ていきましょう。1つ目は、連続で出力がでることです。出力が不連続だと、電気を急に強く感じ不快感を感じます。
2つ目は、複数の波形があることです。「たたき、もみ」など基本的な波形の他にも違う波形モードをたくさん備えたものを選びましょう。波形モードの種類が多ければ、小さな治療箇所にも使用でき、より細かい治療が希望の方にはおすすめです。 3つ目は、周波数の調節ができることです。「たたき」などの連続モードでは、周波数の調整をしながら自分にあった強さの周波数を流します。人によっては、小さい周波数でも痛みを感じる方がいますので、必ず周波数を調整できるものを選びましょう。低周波治療器の粘着パットと電極切替の選び方は？
低周波治療器のパットは、粘着と湿式導子の両方が備わっているものが望ましいです。最近は水やベルトを使わずに使用できる粘着導子が多く普及してます。しかし、抜け毛の予防や頭皮の血行促進などに低周波治療器を使用する場合は、水をつける湿式タイプの導子がおすすめです。また、小さな治療箇所やポイント治療には、棒型導子が使うとスムーズに治療ができておすすめです。
低周波治療器の電極は、自動的にプラスとマイナスを切り替えてくれるものが良いでしょう。プラスマイナスの電極を一定の時間ごとに切り替えると良い刺激を持続できます。また、治療によっては、一定の電極を流すほうが良い場合もありますので、両方に対応できる自動的に切り替えができる機種がおすすめです。低周波治療器を安全に使用するための機能は？
1つ目は、タイマー機能があることです。タイマー機能があれば時間を設定し、治療中に寝てしまっても過剰通電を防ぐので安心でおすすめです。
2つ目は、出力がゼロからスタートできることです。出力はゼロから少しづつあげるのが基本です。始めから強くするのは禁物ですし波形を切り替えする時に出力が自動的にゼロになるものが安全でおすすめです。低周波治療器おすすめ人気ランキングTOP3
ランキング3位：「低周波治療器 AT-mini II」
口コミ当院の捻挫の患者さんに三日間夜間に12時間ずつ装着してもらったところ、依然より早く回復しスポーツに復帰する事ができ、患者さんも大喜びしていました。
低周波治療器 AT-mini IIは、マイクロカレントにより筋肉繊維や内臓に存在して筋肉収縮や細胞の活性化を促す働きがあるアデノシン三リン酸を発生しやすくします。そのため損傷した組織によって起こる痛みやコリの改善を助け自然治癒力を高め、早期回復を見込めるおすすめの商品です。
ランキング2位：「パナソニック低周波電気治療器 EW6021P-S」
口コミ今までは、他社の製品を使用してましたが、電圧が少々物足りず、機能も今一つ満足が足りませんでしたが、この商品は、大変満足です。
パナソニックの低周波電気治療器は、7種類の部位別自動コースと神経痛コース機能があります。筋肉以外に痛みに繋がる複数の筋肉にも治療が可能です。また治療したい部分や症状別によって張り付ける位置を表示してくれるので、より効果的な治療ができるのがおすすめです。
ランキング1位：「オムロンエレパレス 低周波治療器 HV-F128」
口コミ両腕肩関節に事故の後遺症に悩まされていた時にこの低周波治療器を発見し購入し、効果が有り、毎日癒されてます。
オムロンの低周波治療器は、もみ方や部位を選べる12の自動コースとコリや痛みに合わせた５つのこだわりモード機能があります。特に腰や関節などの痛みに効果的な高い周波数で筋肉や神経の痛みを素早く軽減してくれるのが大人気のひとつです。
また痛みやコリのある部位を集中的に治療する機能も備わっているので本格的な治療が期待できます。繰り返し使えるパッドは、粘着面が貼り付きにくくなっても水洗いで粘着力を回復させることができるので、水洗いは30回ほどの使用につき1回で10回程度水洗いできるので長く使用することができおすすめです。特徴・用途別おすすめの低周波治療器
痛みやコリの治療に使われる低周波治療器を使って、より効果的に治療するには電極の導子、波形、周波数、治療時間、回数が変わってきます。特徴や用途別におすすめの低周波治療器をみていきましょう。
腰痛の原因は？
腰は、体の中でも筋肉の層が厚い部分です。腰には多くの筋肉があり、筋肉はコラーゲンの膜で包まれていて腰の筋肉は何層にも重なっていて深部の筋肉は常に圧力を受けています。この深部の筋肉は内圧が高まり血液の循環が悪くなります。これが中間層から深層の筋肉に慢性的な腰の痛みを引き起こす原因です。
腰痛に効く低周波治療器とおすすめの使い方は？
腰痛に効果があるおすすめの低周期治療器は、「オムロン低周波治療器エレパルスHV-F900」です。電流の強さが15段階に分かれていて使用感はピリピリするより筋肉が上下に激しく動いて筋肉を収縮してくれますので、筋肉層が多い腰にはおすすめです。
家庭用低周波治療器は、1000Hz以下と決められていて、この周波数帯では、皮膚が持つ電気抵抗3000から5000Ωがあるため、筋肉層に十分な電気エネルギーを送ることができません。よって腰痛を緩和するには、腰の筋肉まで電気エネルギーを送るために皮膚の持つ電機抵抗を低下させる必要があります。 皮膚の電気抵抗を低下させる方法は、入浴することです。入浴後のしっとりした皮膚の場合は、その電気抵抗は５０～３００Ω にまで低下しますので、この時に低周波治療器を使用すると電気エネルギーが腰の筋肉まで十分にいきわたり神経の痛みを緩和してくれます。