アルコールのカフェイン量・アルコールを分解するカフェイン

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アルコールが体にもたらす作用

アルコールのカフェイン量・アルコールを分解するカフェイン

あなたは、週にどれ位お酒を飲まれますか?会社の付き合いや日々の晩酌など、ほぼ毎日飲まれる方もいればたまにしか飲まない方もいます。そんな中気になるのが、アルコール摂取による体への影響ですが、昨日のお酒が残っているなと感じたり、もう大丈夫だろうと考えても実際にはまだ体内に残っていることもあります。

アルコールの代謝は、車を運転される方は特に気をつけている問題です。実は、アルコールとカフェインには重要な関係があり、知っておくときっと役に立ちます。

お酒を飲んで「いつもの自分とは少し違う感覚になる」ということはありますか?実は、気のせいではなく実際に体の中で色々な変化が起きているのです。血中のアルコール濃度が高まるほど、体への影響が大きくなっていくことが分かっています。詳しくは、厚生労働省のホームページにて、アルコールのもたらす作用が紹介されています。

アルコールは少量なら気持ちをリラックスさせたり会話を増やしたりする効果がありますが、大量になると麻酔薬のような効果をもたらし、運動機能を麻痺させたり意識障害の原因になります。その他、少量のアルコールは循環器疾患の予防になったりHDLコレステロールを増加させたりします。

【血中アルコール濃度と酩酊症状】 20-50mg/dl 気分さわやか、活発な態度 50-150mg/dl 気が大きくなる、馴れ馴れしい、集中力の低下、心拍数・呼吸数の増加 150-250mg/dl 構音障害、失調性歩行、複視、悪心・嘔吐、傾眠傾向、突拍子もない行動、反社会的行為 250-400mg/dl 歩行困難、言語滅裂、明らかな意識障害、粗い呼吸 400-500mg/dl 昏睡状態、尿失禁、呼吸停止、死亡

出典: https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-... |

二日酔い

アルコールがもたらす体への悪影響の一つとして、「二日酔い」があります。二日酔いの症状としては、まだ酔いが残っている状態や、ふらつき、吐き気や頭痛などが見られます。こういった不調の主な原因となっているのは「アセトアルデヒド」と呼ばれる毒素です。アセトアルデヒドは自動車の排気やタバコの煙などにも含まれる、大気汚染物質の一つなのです。そんなものが私たちの体にあるとは、少し恐ろしいです。

血液中のアルコールを、肝臓においてアルコール脱水素酵素と呼ばれる分解酵素によって炭酸ガスと水になるまで分解されるのですが、アセトアルデヒド分解酵素(通称ALDH)の働きが悪いと、アセトアルデヒドが残ってしまうことになり、ガンガンとした頭痛を引き起こすのです。

アルコールのカフェイン量・含有量

アルコールのカフェイン量・アルコールを分解するカフェイン
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