カフェインとは?効能は?
お茶やコーヒに含まれるカフェイン。そもそもカフェインとはどういうものなのでしょうか。お茶やコーヒーを飲んだときに感じる苦味成分がカフェインです。そのカフェインのにはどのような効能があるのでしょうか。そして過剰に摂取するとどのような弊害があるのでしょうか。
カフェインは主にコーヒーやココア、お茶やコーラなどに飲料に含まれていることはよく知られています。またチョコレートにもカフェインが含まれています。 朝の目覚めに一杯のコーヒーを飲む人が多い様に、カフェインには眠気を覚ます覚醒作用や興奮作用、痛みを緩和する鎮痛作用があります。また利尿作用により尿の排出が促されます。その他集中力の向上や運動能力の向上といった効能があります。カフェインを摂りすぎると?
カフェインは適度な摂取量であれば副作用は起きません。目安としては1日あたり100mg程度です。しかし摂取量が250mgから300mgあたりを超えて摂取すると、人により個人差はありますが、副作用を生じることが多くなります。
カフェインを過剰に摂りすぎると、めまいや吐き気、不安、不眠などの副作用が生じます。それ以外には胃腸障害や頻尿といった副作用があります。さらに摂りすぎると急性中毒死の危険性もありますので気を付けなければいけません。 それでは、普段私たちが日常的に好んで飲むお茶には、どのくらいのカフェインが含まれているのでしょうか。カフェインの効果はどれくらいで現れるの?
カフェインの効果は、カフェインを摂取してから約20分を過ぎたあたりから現れてきます。それから2時間から3時間経過したあたりで、その効果は最大になります。会社などの昼休みにちょっと昼寝などしたい時は、寝る前にコーヒーを1杯飲むとちょうど20分後くらいにはスッキリと目覚めることができます。
また摂取したカフェインが体内から完全に抜けるのには、16時間から20時間ほどかかります。カフェインを上手に活用しよう
このようにカフェインは適量を摂ることで私たちにとても良い効果をもたらしてくれます。逆に過剰に摂りすぎることでの弊害があることも知っている必要があります。多く摂取したからといってそれぞれの効果が数段に上がるというわけではありません。カフェインを上手に活用してその効果を実感しましょう。
それではお茶に含まれるカフェインの量を見てみましょう。お茶に含まれるカフェイン量は?
お茶に含まれるカフェインの量はお茶の種類により様々です。まずは私たちが日常的に飲む代表的なお茶のカフェイン量を見てみましょう。
緑茶
緑茶に含まれるカフェインの量は、玉露が160mg、煎茶は20mgです。100mlあたりの含有量です。カフェイン含有量は抽出時間や茶葉の量により変わりますので、あくまでも目安の数値です。以下の数値もこれに準じます。
同じ緑茶でも、圧倒的に玉露に含まれるカフェイン含有量が多い事が分かります。玉露の場合は煎茶と比べると、淹れるときに使うお湯の量が茶葉に対して少ないので、そのぶん成分が濃くなってしまうことが理由としてあげられます。