エスプレッソ一杯当たりのカフェインの量
近年の珈琲ブームでエスプレッソを楽しむ方も増えたのではないでしょうか?お店で飲んだり、職場で飲んだり、お家で飲んだり、そのシーンは様々。いろんな場所で楽しめるだけに飲む回数も増えてしまいがちになります。そこで気になるのがカフェインの含有量です。
健康志向の方やダイエットをしている方はカフェインを控えたりしています。控えていても飲みたくなることもあるでしょう。エスプレッソ1杯当たりのカフェイン量は、エスプレッソ40mlあたり77mgです。 珈琲自体がカフェインが多いイメージがありますし、緑茶150ml当たりのカフェイン量が30mgなので、エスプレッソのほうが40mlと少ない量でカフェイン量は多いです。カフェインの多い、少ないエスプレッソはある?
コーヒー豆の焙煎具合によってカフェイン量の違いはあります。浅煎りの場合はカフェイン量が多く、深煎りの場合は高温によってカフェインが分離するので浅煎りの場合より少ないです。
エスプレッソに使われる豆は深煎りのものが主流でほとんどの場合、イタリアンローストと呼ばれる焙煎具合のものが使われます。また、カフェインの量を抑えたカフェインレスの豆もありカフェインの量を気にせずにエスプレッソを楽しむことができます。 お店によっては、カフェインレスのコーヒー豆を取り扱っていますので、お店でも家でもカフェインレスのエスプレッソを飲むことができます。エスプレッソの淹れ方
エスプレッソはご存知の方も多いと思いますが、イタリア発祥です。極細挽きにしたコーヒー豆にエスプレッソマシンで圧力をかけて瞬間的に湯を通して抽出したものです。完璧なエスプレッソは3層に分かれ、その3層は10秒も持たないので淹れたてものは贅沢な一杯です。瞬間的に湯を通すので、カフェイン量はドリップコーヒーよりも少ないです。
エスプレッソ何杯飲んだら致死量に達してしまう?
カフェインの過剰摂取による死亡例が国内でも1件発生しました。海外でも死亡例がありますので、カフェインを含む飲み物の健康被害や致死量は気になるところです。体重60kgの人の場合、カフェインの致死量は12gです。
エスプレッソに換算すると約156杯分になります。さすがに1日で100杯以上もエスプレッソやコーヒーを飲む人はいないのではないでしょうし、通常の飲む分ではカフェインが致死量に達することはまずないでしょう。 ですが、カフェインを多く含むドリンク類を短時間に多量に飲んだりする場合には注意が必要です。また致死量はあくまで目安であって個人差がありますのでカフェインを多く含む飲み物を過剰に取るのはやめましょう。