葉にんにくとは
葉にんにくという食材をご存知でしょうか。葉にんにくは、高知県の伝統野菜でもある食材です。高知県では、スーパーでネギの横に並べて販売されているほど一般的です。
では、葉にんにくとは、にんにくのどの部分なのでしょうか。にんにくの芽とどう違うのでしょうか。また、にんにくに比べて味はどうなのでしょうか。これから順番に説明します。にんにくの芽との違い
こちらでは、葉にんにくとにんにくの芽の違いを説明します。
まず、葉にんにくは、にんにくが成長している途中で収穫した若い芽のことです。次ににんにくの芽ですが、こちらはにんにくが花をつける際に伸ばす花茎の事です。 にんにくは、根でもある球根に栄養を蓄えますが、花が咲くとそちらに栄養が行ってしまうため、にんにくの芽として切り取ります。味
葉にんにくの味は、にんにくと比べてどうなのでしょうか。葉にんにくは、にんにくより香りや辛みがマイルドで、歯に残りやすい繊維質がネギやニラよりも少ないのが特徴です。食感が柔らかいので、にんにくが苦手な方でも食べる事ができます。
旬
葉にんにくは、ユリ科の植物で冬が旬です。一般的には、12月～2月が葉にんにくの美味しい時期になります。葉にんにくは、中国では健康を祝って正月に食べる習慣がある食材です。
葉にんにくのおすすめレシピ
にんにくが苦手な人でも食べられる葉にんにくですが、どのように料理をすればいいのでしょうか。こちらでは、葉にんにくを使った6つのおすすめレシピをご紹介します。葉にんにく料理を作る際の参考にして下さい。
また、レシピはあくまでも目安ですので、自分の好みのアレンジにも挑戦してみましょう。レシピ1：＜葉にんにくでホイコーロー＞
ホイコーローは、中国の四川料理の一つです。漢字では回鍋肉と書きます。回鍋とは、鍋返しやあおり炒めをするのではなく、一度調理した食材をもう一度鍋に戻して調理することを意味しています。
こちらのレシピでは、豚肉と素材を一度調理してから炒めていますので、ホイコーロです。肉や野菜の量は、好みに応じて増やしたり減らしたりしてみましょう。
葉にんにく、中華でよくつかわれる食材のようです。 あまり売っていませんが、みかけたら買ってしまいます。 ねぎのような、ニラのような、葉にんにく。 麻婆豆腐や、餃子にもつかわれるようですが、今回は、回鍋肉！ ★葉にんにくのホイコーロー★ ホイコーロー 葉にんにくと一緒に炒める豚バラは、かたまりのまま、生姜とネギの青い部分と一緒に 圧力鍋で茹でておきます。 茹で豚を厚めに切って、甜麺醤、オイスターソース、紹興酒、生姜と炒めます。
レシピ2：＜葉にんにくの炒り卵＞
葉にんにくを使ったレシピの二つ目は、葉にんにくの炒り卵です。炒めた葉にんにくに溶き卵を加えるだけの簡単レシピです。卵を溶く際には、空気を含ませるようにすれば、ふんわりとした食感になりますが、難しい場合には、スパゲッティか生クリームを少し加えます。
また、溶き卵にわざと焦げ目をつけて固めに仕上げる方法もあります。その場合には、まず溶き卵をフライパンに広げ、しばらく焼いてから、炒り卵にしましょう。